【本音】ホンダ新型プレリュードは約618万円の価値はあるか?実車は画像より数倍カッコいいが、内装の『シートベルト』と『後席』には猛烈な不満も

(続き)ホンダ新型プレリュードの内外装を改めてインプレッションしてみる

引き続き、ホンダ新型プレリュード (BF1)の内外装デザインをインプレッションしていきましょう。
※エクステリア同様、インテリアも主観たっぷりなので予めご了承ください

外装だけでなく、内装も何かと批判されているプレリュード

続いて、新型プレリュードのインテリアもインプレッションしていきましょう。

プレリュードは、見た目だけでなく内装も何かと批判的な意見が多く…

・電動パワーシートが採用されていない

・シートベンチレーションが採用されていない

・ステアリングヒーターが採用されていない

・サンルーフが採用されていない 等

約620万円という価格の割に、いわゆる快適装備が充実していないという点で酷評されているんですね。

ステアリングヒーターやシートベンチレーションは、無いより有った方が良い

確かに、実際に所有する身としては、冬場の寒い時期にステアリングヒーターが備わっていないのは”ちょっと…”と思うことはあるものの、それ以外の電動パワーシートやサンルーフに対する不満は無く、むしろ電動パワーシートが採用されなかったことで、シートの前後スライドやリクライニングは瞬時に調整できるので快適なんですよね(後席に荷物を載せる際も、電動パワーシートのスライド移動は遅すぎるので鬱陶しい)。

シートベンチレーションに関しては、確かに夏場あれば快適でしょうし、シートが密着しやすいプレリュードの場合だと、「無いよりは有った方が良い」という考えです。

エマージェンシー用とはいえ、後席シートは安っぽい

プレリュードの内装に関しては、コックピット周りにおいて不満に感じる部分は少ないのですが、一方で「ちょっと安っぽいよな…」と感じたのが後席シート。

2+2シーターレイアウトなので、後席はエマージェンシータイプですから、どうしても簡素的な作りになってしまうのですが、荷物を仮置きする際に運転席から後席を見たとき、「シート素材はビニールとファブリックの中間っぽいし、後席チープだなぁ」と複雑な気持ちになってしまうんですよね。

おまけにホンダ公式ホームページでも、後席シートのシート素材を掲載しないのは極めて残念。

特に人を乗せるわけではないですし、約618万円という2ドアクーペというニッチなカテゴリーで考えたら控え目な価格設定ですから、「相応の後席」だとは思うんですけどね。

何というか、日本を代表するスペシャリティクーペと呼ぶには物足りないモヤモヤ感があります(中央の座面にあるプラスチッキーなパネルの存在も意味不明ですし…)。

ステアリングホイールのピアノブラック調は評価低め

こちらはステアリングホイール周り。

真円タイプではなく、下面がフラットな形状になり、12時部分にはスエード素材のセンターマーカーが付いているわけですが、このステアリング形状が新型シビック e:HEV RSにも採用される予定です。

ステアリングホイールの握り心地や手触り感としては不満は無く、ブルーのカラードステッチもハイブリッド感を演出する意味ではグッド。

ただ、ピアノブラック調のオーナメントパネルを採用したことで、引き締まりよりもチープさが際立ってしまうため、プレリュードという高齢層が乗る車をイメージさせる意味では、シンプルにサテンメッキ加飾だったり、木目調のオーナメントパネルでも良かったのでは?というのが本音です。

内ドア周りの質感は決して悪くない

続いては内ドア部分。

内ドアパネルについては、意外にもハードプラスチックの面積は少な目で、合成皮革トリムが多めなので質感としては高め。

ウィンドウレバー周りも、サテンメッキ加飾のアクセントが加味され、レバータッチもクリック感があって使い勝手としては全く悪くありません。

高級感のある見た目か?と言われると微妙ですが、様々な機能や先進的な機能、そして新世代e:HEVを搭載することでコストが大きくかかっていることを考えると、若干のチープさは致し方ないのかもしれませんね。


オーナーだからこそ言いたい!新型プレリュードの内装でとても残念なポイント

あと個人的に「もうちょっと頑張ってほしかったなぁ」と思うのがシートベルトの付け根。

全体的にプラスチッキーで高級感は無く、上下のスライド昇降ができない上に、おまけにシートベルトが”引っ掛かりやすい”のが最大のマイナスポイント。

シートベルトガイドを通していないからなのかは不明ですが、荷物の出し入れでガイドが邪魔くさくなってしまうので常に外していますし、しかしシートベルトの使い勝手が悪くなるという点は、使い勝手含めて内装の質感としては最悪の評価だと考えています。

置くだけ充電は、機能性としては無用の長物レベル

そしてセンターインパネには、標準装備の置くだけ充電が備わっているのですが、こちらは「装備されている」という満足度の高さだけで、実際に使用しているか?というと全く使用していません。

っというのも、約1時間走らせて充電されるのは15%~20%程度ですし(充電できていない時間も多かった)、スマホカバーを装着していれば充電できない場合もありますし、スマホが熱くなってバッテリーに良くないですし…

置くだけ充電としてのメリットであったり、魅力が何も伝わってこないんですよね。

もしも置くだけ充電がメーカーオプションだった場合は「リセール」という観点だけで装着するでしょうし、ディーラーオプションであれば100%装着しません。

それだけ無用の長物だと思っていますが、(もしものことを考えて)無いよりは有った方が良いという感覚です(立ち位置的にはサンルーフに近いが、サンルーフよりも優先順位は低い)。

以上が、新型プレリュードの内外装インプレッションとなります。

エクステリアにおいては、希少性の高い2ドアクーペというカテゴリーで考えると、ニッチな市場で数が売れにくいモデルですから、どうしても販売単価が高くなるのは致し方ないところ。

欧州の2ドアハイブリッドクーペに比べたら破格だと思いますし、何よりも公道では結構見られる上に、出先で声をかけていただけることも多いので、その点は価格以上の価値を感じるところ(っというか、オーナーにならないと体験できない魅力)。

内装の後席のチープさや、シートベルトの使い勝手の悪さを考えると、内装は価格不相応のように感じられました。

1ページ目:新型プレリュードは「実車で見る」見た目での評価は高い

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