ホンダ現行ステップワゴンを1年半所有して見えた美点と欠点。競合ノア/ヴォクシーやセレナ (C28)との比較で語る、ミドルサイズミニバンの真価
6代目ステップワゴンも、2022年5月に発売されてもうすぐ4年が経過する
2022年5月に6代目フルモデルチェンジ版として発表・発売されて、もうすぐ4年が経過するホンダ現行ステップワゴン (Honda New STEPWGN)。
本モデルでは、ノーマルボディのステップワゴン AIR/AIR EX、エアロボディのステップワゴン SPADA/SPADA PREMIUM LINEの全4グレードがラインナップされていますが、そろそろ6代目として初のマイナーチェンジを迎えてもおかしくないところ。
2026年モデルに関しては、SPADAをベースにしたブラックエディション (BLACK EDITION)が登場予定なので、おそらくマイナーチェンジは2027年モデル以降になると予想されます。

私も2022年6月~2023年12月にかけて、約1年半ほど所有したステップワゴン e:HEV SPADA PREMIUM LINE [2WD]ですが、改めて本モデルの良い点と悪い点を簡単にまとめていきたいと思います。
個人的な見解として、悪い点さえクリアできれば、競合モデルのトヨタ・ノア (Toyota New Noah)/ヴォクシー (New VOXY)や日産セレナ (Nissan New Serena, C28)にも十分対抗できると思うのですが…中々改良することは難しいのかもしれません。
良い点➀:2列目足もとスペースの広さはミドルサイズミニバントップクラス

まず、ステップワゴン最大の魅力ポイントが2列目後席スペースの圧倒的な広さではないでしょうか。
これは実際に当ブログでも、競合モデルのトヨタ・ヴォクシーと日産セレナ (C28)を購入し、3台並べた上で比較・検証していきましが、広さと快適性はステップワゴンがダントツ。
正直、ミドルサイズミニバンでここまで足を伸ばすことのできるスペースを確保しているは珍しいと思いますし、おまけに2列目キャプテンシートはオットマンが装備されていますから、足を伸ばしてぐっすり眠ることもできるので文句のつけようがないんですよね。
2列目キャプテンシートを前後だけでなく、「左右」にスライドできるのもステップワゴンだけ

あとは、画像でもお分かりの通り、2列目キャプテンシートは前後スライドだけでなく、左右のスライド移動も可能なので、ウォークスルー設定有無もできるのは魅力的(シートアレンジがとにかく多彩)。
更には、左右のアームレストも自在に角度を設けることができるので、その人の体格に合わせて最適なアームポジションに設定し、快適に過ごすことができるところに、ホンダの本気度が伝わってきますね。
良い点②:パドルシフト/減速セレクターが搭載されているのは、ミドルサイズミニバンだとステップワゴンだけ

続いてのステップワゴンの良い点としては、ガソリンモデルだとパドルシフト、ハイブリッドe:HEVモデルだと減速セレクターが搭載されていること。
実はこの機能、競合モデルのトヨタ・ノア/ヴォクシーや日産セレナ (C28)には搭載されていないため、走りながらのシフト変換や、下り道/ワインディングでのエンブレ/回生ブレーキでの減速がとても楽しいんですね。
特に、頻繁的なフットブレーキを好まない方からすると、ステップワゴンのパドルシフト/減速セレクター操作は、フットブレーキの面倒さを走りの楽しさに変えてくれるので、何気に走り好きな方からの評価は高め。

おまけにハイブリッドe:HEVモデルでは、スイッチ式シフトの”D (ドライブ)”スイッチをもう一度押すと、”B (ブレーキ)”に変更され、より回生ブレーキを高めてくれるのもポイント。
特に下りメインのワインディングで活用すると、ハイブリッドバッテリーの目盛りがとんでもなく早くチャージされますから、これまた走りの楽しさを教えてくれる機能ですし、燃費を稼ぐことも可能。
但し、”B”シフトにすると常にブレーキランプが点灯する形になるので、後続ドライバーからすると「あの車、ブレーキランプ点灯させっぱなしで下ってるけど大丈夫か?」と、色々心配されるかもしれないので注意。