ホンダ現行ステップワゴンを1年半所有して見えた美点と欠点。競合ノア/ヴォクシーやセレナ (C28)との比較で語る、ミドルサイズミニバンの真価

(続き)ホンダ現行ステップワゴンの良い点だけでなく、ダメな点を見ていこう

引き続き、ホンダ・ステップワゴン e:HEV SPADA PRMEIUM LINE[2WD]の元オーナーが、本モデルの良い点だけでなく、ダメな点も見ていきましょう。

ダメな点➀:SPADAとSPADA PREMIUM LINEは、もう少し見た目での差別化があっても良い

まず、ステップワゴンで個人的にもう少し改良を加えた方が良いと思ったのがフロントマスク。

特にエアロボディタイプのSPADAと、最上位グレードとなるSPADA PREMIUM LINEなのですが、これらのグレードは見た目での差別化が弱め。

厳密には、足もとのアルミホイールが16インチか17インチなのか、リアテールゲートに”SPADA”のみとなるのか、”SPADA PREMIUM LINE”となるのかの違いですが、やはりフロントバンパーやフロントグリルといった、最も多くの方が目にするであろうポイントの差別化は欲しいように感じられます。

ヘッドライト意匠の差別化もわかりづらい

ちなみに、SPADAとSPADA PREMIUM LINEでは、ヘッドライト意匠も差別化されていて、前者はオートハイビーム[AHB]、後者はアダプティブドライビングビーム[ADB]となっています。

ADBの場合、三眼LEDヘッドライトの中央がプロジェクター式LED(左右はリフレクター式)となるため、細かくチェックすれば違いはわかるものの、初見での違いは全くわからないため、この点も差別化が明確になっていないことの不満要素なのかも。

トヨタやレクサスのように、単眼LEDヘッドライトか、三眼LEDヘッドライトのように、目つきだけで装備内容が異なることがわかると、より商品満足度は高まるかもしれませんね。


ダメな点②:寒冷地仕様が充実していない

続いて、こちらも注目したいのが寒冷地仕様。

厳密には、ステップワゴン含むホンダ車のほとんどが、LEDリアフォグランプを搭載していません。

特に雪国住まいの方や、霧が多く発生するエリア、大雨が降ったときのLEDリアフォグランプは重宝しますし、後続車両に対して自車の存在をアピールし、追突事故を未然に防ぐことができるのは便利。

ちなみにLEDリアフォグランプは、競合モデルのトヨタ・ノア (Toyota New Noah)/ヴォクシー (New Voxy)の場合だとディーラーオプションとして設定され、日産セレナ (Nissan New Serena, C28)は搭載されています。

ダメな点③:ハイブリッドe:HEVモデルの四輪駆動が設定されていない

最後は、ハイブリッドe:HEVモデルに四輪駆動[4WD]が設定されていないこと。

これはフラッグシップミニバンのオデッセイ e:HEVでも同じようなことが言えるのですが、画期的な3列目シートの床下収納を採用している関係で、四輪駆動[4WD]が搭載できないとの情報も。

ちなみに、ミドルサイズミニバンのトヨタ・ノア/ヴォクシー及び日産セレナ (C28)含めて、ハイブリッドモデルで四輪駆動が設定されていないのはステップワゴンのみなので、雪国住まいの方からすると不満要素が最も強いところではないかと思います。

1ページ目:元オーナーが語る、現行ステップワゴンの良い点とは?

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