トヨタ新型ランドクルーザー300納車2年8か月インプレ。3.3万km走行で見えたデジタルインナーミラーの必要性と、12.3インチナビが『限界』である理由

(続き)トヨタ新型ランドクルーザー300が納車されて2年8か月経過しての感想と、改良型への期待

引き続き、私のトヨタ新型ランドクルーザー300・ガソリンZX[4WD]が納車されて2年8か月経過しての不満や感想、そして改良型への期待についてインプレッションしていきましょう。

12.3インチよりも大きなセンターディスプレイはランクルに合わない

続いて、こちらは実際にフランクル300を普段使いしていて思ったことなのですが、現行で搭載される12.3インチを上回るサイズのディスプレイオーディオは不要だと考えています。

アナログ感の強いランクルシリーズにおいて、正直12.3インチでも大きすぎるのでは?と思うシーンもありますが、運転席からの視界であったり、物理スイッチとのバランスを考えると「ギリギリ許容できるサイズ感」だと思っています。

現時点で、ランクルシリーズで最大のディスプレイサイズは12.3インチとなっていますが、例えばアルファード/ヴェルファイアやハイラックスなどのように、14インチディスプレイオーディオが搭載されるとなると、エアコン関係やシートヒーター/シートベンチレーション関係も全てタッチパネルに集約されることに。

決してディスプレイオーディオに集約されることは「悪」ではないものの、悪路・オフロードでの走りに重きを置き、直感的な操作性を大事にしているランクルシリーズに、タッチパネルの採用が必須か?と言われると微妙なんですよね。

世間からすると「古い考えの人間」と思われるかもしれないのですが、ランクルという伝統あるブランドは、昔ながらの人間も愛用するモデルだからこそ、その伝統やデザイン言語、変わらないUI/UXを大事にしてほしいと思っています。

現代のランクルシリーズも、十分すぎるほど豪華で先進的ですから、「ランクルで超えてはならない一線」もあると思いますし、トヨタの開発陣が暴走しない限りは、このままを維持してくれるのではないか?と淡い期待を寄せています。


後席の狭いランクル300にシートバックモニターは邪魔でしかない

続いて、こちらも個人的に気になっているのがシートバックモニター。

厳密にはリアシートエンターテイメントシステムで、JBLプレミアムサウンドシステムを設定すると、同時に運転席・助手席に11.6インチの高精細ディスプレイが搭載されるセットメーカーオプションなわけですが、個人的に足もとの狭すぎるランクル300には邪魔でしかないと思っています。

まだ、足もとの広いアルヴェルやノアヴォクに搭載するのなら理解できるのですが、後席の足元スペースがほとんどなく、それでいてフロントシートを倒すと更に窮屈になり、下手するとシートバックモニターが後席に座る乗員と接触し、キズが付く恐れだってあるわけですね。

見てくれは確かに良いと思うんですけど、それ以上にリスクやデメリットの方が大きく、「リセール」という点以外では満足度が低めなんですよね(そんな頻繁的に使うものでもないですし…)。

そう考えると、ランクル300やレクサスLXでは「必須にすべき機能ではない」と思っていますし、リセールという邪念によって付けざるを得ないと思わせるオプション構成の見直しがあっても良いのでは?と思ったりもします。

1ページ目:安全性を高める意味でも、ランクル300にデジタルインナーミラーは必須か

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