スバルの新型「WRX」は3年以内に発表へ。パワートレインも変更に?

2020-05-26

スバルは、1年以上前に新型「インプレッサ」を導入して以降、新型「WRX」の販売の新たなる情報は発進されておらず、今か今かと登場を待ちわびるファンも多いと思われます。

そんな中、先日Motoringのインタービューにて、スバル・オーストラリアのマネージング・ディレクターのコリン・クリスティ氏が、次世代モデルとなる「WRX」は2年半から3年後に登場することを発表しました。


恐らくではありますが、新型となる「WRX」が登場したあとは、ハイパフォーマンスモデルの「WRX STI」も登場すると思われますが、基本的なプラットフォームは”スバル・グローバル・プラットフォーム”が設定され、更にはスバル初の全く新しいパワートレインエンジンが搭載される可能性が高いとのこと。

もちろん、現時点ではターボチャージャーなのかハイブリッドなのかは不明ではあるものの、現行モデル以上のパワーを発揮することは間違いなく、それに関する情報も2019年頃には明らかになると思われます。

Reference:autoevolution

関連記事:ニュル最速セダンを目指す。スバル「WRX STI “タイプRA NBR”」がグッドウッドパブリックにてデビュー


スバルの新型モデルとなる「WRX STI “タイプRA NBR”」が、6月29日(木)にグッドウッドパブリックにてデビューすることが判明。

この「WRX STI “タイプRA NBR”」は、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにおいて、アルファロメオ「ジュリア・クアドリフォリオ」の持つ、7分32秒を更新することを目標に製造されたキラーモデルで、もちろん、それだけでなく4ドアセダン最速となる個体となるために、様々な軽量化や足回りの強化が施されているとのこと。

ちなみに、「タイプRA」の”RA”とは”Record Attempt(記録の試行)”を指しており、1989年にスバル「レガシー」がFIA World Speed Encurance Recordを破ったことにより、スバル自身の記録に挑戦していくことを意味しているとのこと。

なお、「WRX STI “タイプRA NBR”」は、グッドウッドパブリックでのデビューに向け、スタント・ドライバであるマーク・ヒギンズ氏が、タイム・アタック・オープン・クラスに参戦する模様。
(マーク・ヒビンズ氏は、サンモリッツのオリンピック・ボブスレー・ラウンドにて、「WRX STI」を運転したドライバであり、更には2016年にマン島TTにてラップ記録を更新した有名人でもありますね)

なお、今回の新型モデルでは、通常の「WRX STI」に比べて、カーボンファイバ製ルーフパネルやカーボンファイバ製リヤウィング、超軽量19インチBBSホイールが設定に。

また、パワートレインにおいては、排気量2.5L 水平対向4気筒ターボチャージャーを搭載し、最高出力310psを発揮するとのこと。