予想外のドアオープン。パリモーターショーにてルノーが「トレゾア・コンセプト」を初披露【動画有】

2022-06-29

昨日の9月29日(木)より開催の「パリモーターショー2016」において、ルノーが事前予告通りスポーツクーペタイプとなる電気自動車の「トレゾア・コンセプト」を世界初披露しました。


非常にワイド&ローなエクステリアデザインでありながら、どこかメルセデスベンツAMGのGT Rを彷彿させるようなロングノーズとフォルム。
そして、何よりも予想の斜め右上を行く、ボディ前面がドア開閉するという常識にとらわれない発想には非常に驚かされますね。

この「トレゾア・コンセプト」のデザインとアイデアは、今後のルノーのアイデンティティになるとも言われており、もしかしたらこのドア開閉がランボルギーニのシザードアやマクラーレンのバタフライドアといった独自性の高いジャンルの一つとして確立されるのかもしれません。

なお、この個体はデザインだけでなくスペックも非常に優秀で
フォーミュラE選手権のマシンをドナーとしているとのことで最高出力は350hp、最大トルクは380Nmまで発揮するとのこと。
電気自動車ということもあって重量は1,600kgとやや重ためではありますが、0-100km/hは驚異の4秒未満。
量産モデルへの採用は、2020年以降とまだまだ先ではありますが、自律走行機能も搭載されるとのことで、その技術がどこまで発達するかとてもきになるところですね。