国産車不振。WCOTYパフォーマンス賞/ラグジュアリー賞の1次審査を通過のはレクサスとホンダのみ

2020-05-26

以前より開催中のドイツ・フランクフルトモーターショー2017において、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体が「ワールドカーパフォーマンスカー2018ワールドカーラグジュアリカー2018」の一次審査結果をそれぞれ発表しました。

まず、ワールドカーパフォーマンスカー2018にて公開された個体は、2016年秋~2017年秋までに発表された新型車両を対象にしており、一次審査を通過したのは以下の10車種となります(ちなみに、昨年のワールドカーパフォーマンスカー2017の栄光を掴んだのはポルシェ「ボクスター/ケイマン」)が、一次審査を通過した国産車はわずか2車種のホンダ「シビック・タイプR」とレクサス「LC500」のみ。

①アルファロメオ「ジュリア・クアドリフェリオ」
②アウディ「RS3セダン」
③アウディ「RS5クーペ」
④BMW「M5」
⑤フェラーリ「ポルトフィーノ」
⑥ホンダ「シビック・タイプR」
⑦ヒュンダイ「i30N」
⑧レクサス「LC500」
⑨ルノー「アルピーヌA110」
⑩フォルクスワーゲン「ポロGTI」


続いての、ワールドカーラグジュアリーカー2018にて公開された個体は、こちらもパフォーマンスカーと同様に2016年秋~2017年秋までに発表された新型車両を対象にしており、一次審査を通過したのは以下の5車種となり(ちなみに、昨年のワールドカーパフォーマンスカー2017の栄光を掴んだのはメルセデスベンツ「Eクラス」)、一次審査を通過した国産車はたったの1車種となるレクサス「LS5」のみとなりました。

①アウディ「A8」
②BMW「6シリーズ・グランツーリスモ」
③レクサス「LS」
④ポルシェ「カイエン」
⑤ポルシェ「パナメーラ」

ちなみに、いずれの賞においてもノミネートされているアウディとBMWはかなり強敵で、自国であるドイツの誇りに掛けても落とすことのできない状況になっていますね。
ただ、その一方でいずれの1次審査を通過しているレクサスもかなり手ごわい相手であるため、この強さが欧州車をどこまで追い込むことができるのか非常に気になるところですね。