リマックの次期モデル「コンセプト・ツー」は来年ジュネーブにて登場。テスラ「ロードスター」に勝てるか？
クロアチアの新興メーカであるリマック・オートモビリが、次なるハイパーカー「コンセプト・ツー」と思われるティーザー画像を公開し、この個体が来年より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて世界デビューすることが明らかとなりました。
ティーザー画像を確認する限りでは、前モデルとなる「コンセプト・ワン」よりもアグレッシブなスタイリングアプローチを採用しているようにも見え、新たなEVハイパーカーとして、ライバルとするテスラ「ロードスター」よりも飛びぬけたデザインとなる可能性が高くなると予想。
リマックは、過去にシステムトータル出力1,088ps、最大トルク1,600Nmを発揮する計4基の電気モーターと、一回の充電にて300Km/hの走行が可能な82kWhの容量のリチウムニッケルマンガンコバルト酸化物のバッテリーパックを搭載したEVスーパーカー「コンセプト・ワン」をラインナップしていましたが、こちらの個体は世界限定8台のみ生産された希少モデル。
0-100km/hの加速時間は2.5秒と、ブガッティ「シロン」並みの加速力を持っていますが、今回ライバルとするモデルはテスラの最新EVスポーツモデル「ロードスター」で、0-100km/hの加速時間は僅か1.9秒と驚異的。この記録に打ち勝つには更なる馬力とトルク、そして空力特性の改善と軽量化がポイントとなってきます。
生産台数においては、世界限定100台を目標としており、初年度の生産台数は20台を計画中。
価格帯としては、テスラ「ロードスター」の約2,400万円に近いところを目標としていましたが、恐らくは1.2億円以上と非常に高額になるため、「コンセプト・ツー」をどこに焦点を当てるべきかが重要となりそうですね。
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Reference：CARSCOOPS