レッド&ブラックが激しい。テックアートがポルシェの最新モデル「911GT3」を過激カスタム
ポルシェのチューナブランドとなるテックアートが、同社の最新モデル「911GT3」専用パッケージをドイツ・エッセンモーターショー2017にて世界初公開。
この個体は、新たなカーボンスポーツパッケージを備えたボディキットに加えて、一体型エアコンセント、エアブレード、ウィングレット、サイドスカート、リヤウィングプロファイル、ラムエアスクープ、カーボンファイバ製リヤディフューザー、フロントスポイラー、そしてフロントボンネットを備えた過激な一台として登場。
もちろん、純正パーツからの大胆な交換作業となりますが、車体重量の軽量化にも繋がり、スタイリッシュ且つ派手な見た目へと変貌しています。
今回、最新モデル「911GT3」を手掛けたテックアートは、センターロック式のフォーミュラⅣレース用20インチ鍛造ホイールを装着し、これに併せて引き締まりと過激さを増したレッドカラーのブレーキキャリパカバーを装着。ボディカラーとの一体感を強調させていますね。
固定式の大型リヤウィングも何とも特徴的なレッドとカーボンブラックのツートンタイプを装備。
別の角度から見てみると、ルーフには何とも独創的なブラックの模様が描かれていますね(どういった模様なのかは不明)。
リヤアンダーもガッツリとカーボンファイバパーツを使用していますね。
リヤエキゾーストパイプにもカーボンファイバチップが装備されています。
ここからが内装に力を入れるテックアートの本気。
インテリアはカーボンファイバやレザー、アルカンターラ、ラッカー塗装等さまざまなオプションとマテリアルを提供しており、オーナーの嗜好に合わせることも可能。
これは、テックアートのインテリア・プログラムによりカラーマッチングされた計器ゲージやパーソナライズされた照明付きのドアエントリーガード等も含まれており、細部にわたって細かくカラーリングの設定が可能となっています(ランボルギーニで言うところのアド・ペルソナムプログラムと同様)。
ステアリングホイールもアルカンターラとレッドのカラードステッチ、更にはレザーも組合わせての豪華な仕上がりとなっています。
その他にもパドルシフトやエアコンの吹き出し口のフレーム、ドア取っ手、センターシフトノブ等もレッドのアクセントが加えられる等、オリジナリティ溢れるカラーリングが設定できるところは何ともユニークではありますね。
Reference:CARSCOOPS