ジェームス・ハントへの敬意を表して。マルボロラッピングのマクラーレン「570S」が登場

2020-05-27

マクラーレンのスポーツシリーズ「570S」をマルボロ風ラッピングでまとめたカスタムモデルが公開。
このデザインは、1976年にF1シリーズチャンピオンを獲得したジェームス・ハント氏が乗っていた個体への敬意を表した一台であるとして、ラッピングも年季が入っているかのような工夫が施されています。

また、耐久レース向けにヘッドライトが黄色となっています。
なぜヘッドライトが黄色になっているのかというと、これはレーシングクラスによって色の区別を行っているとのことで、ル・マンのプロトタイプ(LMP)が白色、市販スポーツカーベースの競技車両となるル・マンGTエンデュランス(LM-GTE)が黄色に分けられているから、と言われています。


ちなみに、今回のラップデザインを担当したのは、デジタルアーティストのスコット・ケップル氏。
ラッピングデザイン以外にも、アフターマーケット社・ヴォルシュタイナーの570-VXエアロパッケージが装備されており、大型リヤウィングやフロントスプリッタ、サイドリップ、そしてホワイトのディテールアクセントが加えられた大型リヤディフューザーのフルエアロキットを装着。

足回りについてはホワイトのパウダーコーティングによって仕上げられたV-SF 001ホイールを装着。
それ以外のカスタムとしては、ステルス・ペイント・プロテクション・フィルムやセラミック・コーティング、そしてフロントガラス保護フィルムといったプロテクションガードも充実しており、見た目のレトロ感はありますが、中身は最先端且つクリーン度MAXで新品同様となっています。

Reference:autoevolution