結構似てる?フェラーリ「(仮)488GTO」と「458スペチアーレ」のデザイン比較してみた

2020-05-27

昨夜、フェラーリの特別なオーナー向けにプライベート発表されたばかりの「(仮)488GTO」。
V型8気筒ツインターボエンジンをリヤに搭載する「488GTB」のハードコアモデルとして登場しますが、基本的な立ち位置としては、前モデルのハイパフォーマンスモデルとなる「458スペチアーレ」と同じと考えて良さそうですね。
そんな「(仮)488GTO」と「458スペチアーレ」のデザインではどのように変化しているのか?を比較した画像が公開されていたため、早速確認していきましょう。

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まず、フロントヘッドライトの基本的なデザイン・形状は同じと考えて良さそうですが、「458スペチアーレ」のヘッドライト横にあるダクトが有り、「(仮)488GTO」にはそれがありません。
「458スペチアーレ」は、空力特性を追求したフロントバンパーとリヤバンパーが特徴的で、フロント形状はアグレッシブに変化しています。
フロントのロアバンパーには、アクティブエアロのような凸のラインが設けられエアロダイナミクスを向上をさせているのかと思いますが、「(仮)488GTO」は思いっきりカーボンファイバパーツを使用していて、空力特性の向上だけでなくボディの軽量化にも努めています。

もちろんカーボンファイバはフロントロアバンパーだけでなく、エアインテークのサイドやフロントリップ、サイドリップ、そしてサイドインテークにも使用されていて、フェラーリがリークした資料の「フェラーリ史上最もカーボンを用いる(フロント・リヤバンパーやフード、リヤスポイラー等)」というポイントがここにあるのかもしれません。

また、今回の比較画像ではしっかりと比較できないものの、「(仮)488GTO」のホイールはマルチスポークタイプとなっていて、合金ホイールも「488GTB」よりも40%軽量化され、タイヤは新しいミシュラン製スポーツカップ2タイヤを装着しています(以下が、昨夜VIP向けに公開された画像)。

最後はセンターストライプ。
これについては、両モデル共に共通してデザインされるものですが、とある情報によれば「458スペチアーレ」はセンターストライプレスにすることも可能とのことで、もしかすると「(仮)488GTO」もそういったオプションが存在するのかもしれません。

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