ブガッティCEOのステファン・ヴィンケルマン氏が男を見せる。「シロン」にて400km/h走行達成

2020-11-14

過去にランボルギーニCEO→アウディCEOを務め、現在ではブガッティCEOを務めるステファン・ヴィンケルマン氏が、ブガッティの新型モデル「シロン」にて0-400km/hにチャレンジし、見事その速度に到達することに成功しました。

ブガッティ「シロン」といえば、排気量8.0L W16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps、最大トルク1,600Nmを発揮するハイパーカーで、世界限定500台のみ、新車販売価格にして約3億円もするとんでもないモデルとなります。


そんなとんでもないスペックを持つ「シロン」ですが、一応スペック上としては最高時速463km/h(速度メータは500km/hまで表示)となっているも、このスピードを実現するには、更なるタイヤの開発が必要(エンジンは全く問題なし)とのことで、これは「シロン」に限らずケーニグセグ「アゲーラRS(最高時速447km/h)」やヘネシー・パフォーマンス「ヴェノムF5(最高時速480km/h)」にも全く同じことが言えます。

タイヤの問題は、今後更なるハイパフォーマンスモデルが登場するであろう「シロン・シリーズ」に迫られた部分でもあるとのことで、現時点でのタイヤ市場においては、480km/hに耐えうるタイヤは存在していないものの、ミシュランがまずは450km/hの速度を維持できるタイヤを開発していくとコメントしています。

Reference:autoevolution

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先日、当ブログにてご紹介したブガッティ「シロン」が、驚異的な加速力を見せつけるイメージ動画を公開し、0-400km/hに到達するまでの時間が僅か32.6秒と驚異的な数値をたたき出したわけですが、この動画を見て「そもそも、このブラックの「シロン」と同じスピードで走ってる撮影車両が気になる」という人も多いはず。

ちなみに、ブラックの「シロン」を撮影していたのは、(恐らく気が付いている方も多いとは思いますが)左手前側に居るホワイトのブガッティ「シロン」ですね。

本来であれば、飛行操縦機や無人撮影機によって「0-400km/h」の加速力を撮影する計画があったのですが、間近で撮影することによる臨場感と「シロン」の加速力を「シロン」で撮影するというユーモラスさが採用されて、以下の形に撮影がスタートしたと言われています。

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