フィリピン政府、次なるはポルシェやマセラティ、BMW等の不正輸入車両を容赦なく破壊【動画有】

2020-11-14

先日、過激な発言やパフォーマンスで有名なフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が、マニラ税関から不正輸入される予定であった高級車両30台を押収し、観衆やメディアを前にして大型ショベルカーやブルドーザーにて破壊する公開処刑ショーを開催。


今回もフィリピン・ポートアイリーンにて、不正輸入される予定であったBMW「Z1」やポルシェ「911GT3」、メルセデスベンツ「Gクラス」、AMG「SL55」、ルノー「5ターボ」、オペル「マンタ」、マセラティ「クアトロポルテ」を含む合計14台(約5,880万円)の高級車たちをぶっ壊す公開処刑ショーが開催されました。

今回の公開処刑ショーにて、同氏は「このような不正輸入は、公平な信頼を失い、社会サービスを提供する政府の誠実さを損ない、長年に渡る社会的信頼への終止符を打つ立場を示している」と激しく怒りをあらわに。

なお、今後はランボルギーニやアストンマーティン、ポルシェ等のスーパースポーツを含む計841台の不正輸入車両も破壊予定となっています。

Reference:CARSCOOPS

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過激な発言やパフォーマンスで有名なフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が、マフィアへの厳しい取り締まりを続ける中、今回マニラ税関から不正輸入される予定であった高級車両30台を押収し、視察に訪れた同氏が、開口一番に「公開処刑だ、潰せ!」と大型ショベルカーやブルドーザーにて破壊するショーを開いた模様。

フィリピンへ車両を輸入する際、高い関税を支払うことを避けるために行ったこの行為ですが、やはり過激なパフォーマンスを好む同氏であれば、そんなこと朝飯前といったところでしょうか。

わざわざネットニュースにて公開する程の大胆っぷりを発揮。

今回、不正輸入の疑いで押収された車両には、レクサス「ES300」やBMW「Z4」、アウディ「S5」、日産「フェアレディZ(350Z)」、シボレー「コルベット」といった高級外車ばかり。

中にはフォード「エクスプローラー」や三菱「パジェロ」といったSUVモデルもありますが、こういったモデルたちも押収された以上対象となっていて、準備されたブルドーザーとショベルカーにて容赦なくグッシャグシャに潰していきます。

今回、スクラップにされた車両の総額は、フィリピンに輸入した際の関税分も含めると約1.5億円に相当するとのこと。

本来であれば、フィリピンでは、こういった不正輸入された車両はすぐさまオークションにかけられる流れが常だったのですが、やはり大統領が変わってからは対応も一気に厳しくなり、今後も不正輸入車両が押収された時点で即刻公開処刑していく姿勢を取ると考えられます。

ちなみに、今回の30台の高級車両の後には、ランボルギーニやフェラーリ、マクラーレン、アストンマーティンといったスーパーカー達も押収されているとのことで、これらも容赦なくぶっ潰される予定となっています。

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