ルノー「カングー」にリコール。燃料漏れ・ECUに不具合有り
自動車ニュース”Response”の記事より、ルノー「カングー」がリコール。
リコールの内容としては、燃料ホースとエンジンコントロールユニット(ECU)に不具合があるとのことで、エンジンルーム内の燃料ホースの長さが不適切なために走行中の振動により燃料ホースとエンジンマウントが干渉するものがあるとのこと。
そのため、そのままの状態で使用を続けると燃料ホースが摩耗し、最悪の場合は燃料が漏れるおそれがあるとして一つ目のリコールを発令。
2つ目のECUについては、制御プログラムが不適切なためにエンジン低回転時にエンジンスロットル制御が正しく行われないことがあるとのこと。
そのため、加速不良となり最悪の場合、走行中にエンストするおそれがある模様。
燃料ホース関連のリコールの対象となるのは、2013年10月18日~2017年3月16日に輸入された「カングー」のみで、3,393台がリコールとなります。
改善措置としては、全車両、燃料ホースを点検し、接触痕や漏れのないものは燃料ホースにクリップを取り付け。また、燃料ホースに接触痕や漏れがあるものは、燃料ホースを交換しクリップを取り付ける、リコール作業を行うとのことです(不具合は12件、事故は無し)。
一方のEUC関連のリコールの対象となるのは、2012年10月16日~2015年7月16日に輸入された「カングー」のみで、2,665台がリコールとなります。
改善措置としては、全車両、ECUの制御プログラムを対策プログラムに書き換える、リコール作業を行うとのことです(不具合は43件、事故は無し)。
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