【アップデート】ロールスロイス・ファントムのレプリカ&アイアンマン仕様が激安価格の約90万円にて販売中。ところでベースモデルは何なの?
これまた凄いレプリカモデルが登場してきたな…
アメリカの中古車サイト・Craigslistにて、ロールスロイス・ファントム(Rolls-Royce Phantom)のレプリカモデルが日本円で約90万円と激安価格にて販売中。
こちらのモデル、アメリカの自動車メーカーでお馴染みリンカーンの1996年式となる大型高級セダン・タウンカー(Lincoln Town Car)をベースに専用ワイドボディキットをコンバートしたレプリカ。
ベースとなっているタウンカーは、初代登場から9年目を迎えた2代目モデルで、リンカーンブランドの客層若返りを目的に内外装を大きく変更したフルモデルチェンジ版でもあります。
もちろん、2代目タウンカーは大きな成功を収めることとなり、1990年代のアメリカ市場でのフルサイズセダンとして一番の売れ筋モデルでもありました。
エクステリアはファントムⅦに上手く寄せている
話はファントムのレプリカモデルと戻って…フロントデザインはとてもタウンカーとは思えぬ程にロールスロイス色を前面に出した改造車両。
ボディカラーはキャンディレッドとゴールドを上手く組合わせたアイアンマン仕様にカスタム。
フロントエンドには、縦型スリットが入ったパルテノングリルに採用していて、長方形のフロントヘッドライト、直下には丸型フォグランプを追加していて、完全にタウンカーの原型を無くしています。
サイドから見てみると、あくまでもファントムのボディキットを装着しているだけなので、スタイリングはちょっと不自然?
足もとには20インチの大口径アルミホイールを装着し、シルバークラウドのようなロングノーズは非常に印象的でかなり手の凝ったデザインと言えそうです。
レプリカモデルとは言えども、カスタムしたオーナーの熱い”クルマ愛”が伝わってくるほどにしっかりと作り込まれ、ボディコンディションも抜群。
定期的なメンテナンスもしっかりと行っているとのこと。
リヤトランク側には、何やら白いペンキのようなものが塗られていますが、もしかするとリンカーン・タウンカーのバッジを剥がした後なのかもしれません。
インテリアも中々に個性的
続いてインテリアを見ていきましょう。
フロントはブラックのフルレザーシートで、リヤシートは座面がレッドで背もたれがブラックというツートン仕様。
これもファントムのボディキットの一つとしてパッケージングされていて、その他にはパワーウィンドウやパワーロック、パワーミラー、パワーシート、レザーインテリアもセットで備えられています。
パワートレインはタウンカーをそのまま流用しているため、排気量4.6L V型8気筒SOHCエンジンを搭載し、最高出力213ps/最大トルク373Nmを発揮。
トランスミッションは4速AT、駆動方式は後輪駆動(FR)となります。
なお走行距離は約20万kmとかなり走り込まれていますが、定期的なメンテナンスを実施していたおかげもあってか、一度も故障していないそうです。
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Reference:CARSCOOPS