埼玉が”R34”なら、栃木は”R35 NISMO”だ!栃木県警が日産「GT-R R35 NISMO」をパトカーとして導入へ
先日、東京外かく環状道路の外環道 三郷南IC~高谷JCT間の開通に伴い、埼玉県警の日産「スカイラインGT-R R34/フェアレディZ」のパトカーが登場し大きな話題を呼びましたが、それ以上に更に大きな話題を呼んでいるのが、栃木県警。
こちらは6月中旬より、日産の現行ハイパフォーマンスモデルとなる「GT-R R35 NISMO」(約1,870万円)を導入することが明らかとなりました。
栃木県警といえば、ホンダより寄贈されたスーパースポーツモデル「NSX」の後期モデルと、こちらも日産より寄贈された5代目となるハイパフォーマンスモデル「フェアレディZ(Z33) NISMO」をパトカー(警察車両)として採用し、大きな話題を呼びましたが、まさか今回は更に上を行く「GT-R R35 NISMO」を導入してくるとは全く想像もしていませんでした。
「GT-R R35 NISMO」は、排気量3.8L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力600ps/6,800rpm、最大トルク652Nm/3,600~5,600rpmを発揮。パフォーマンスとして、0-100km/hの加速時間が2.7秒、最高時速は315km/hにまで到達します。
※国産モデルで、最高時速300km/hを超えるのは日産「GT-R」とホンダ「NSX」のみ
そんな国産モデル最強ともいえる「GT-R R35 NISMO」の購入には、”栃木県民から購入費用の約6割にあたる1,200万円を「GT-Rの購入に!」と寄付の申し出”を受けていて、残りの約4割が「GT-R」を栃木工場にて生産する日産が負担するというもの。
このモデルが導入されるきっかけとなったのは、日産・栃木工場が2018年で創業50周年を迎えるとのことで、そのPRも兼ねて栃木県警に導入すると言われています。
(その他にも、2018年3月に中央道にて、235km/hのスピードで走行したダッジ「チャレンジャー」のオーナーが捕まった例を見て、そのスピードに対抗できる国産スポーツモデルを導入した、ということも考えられそうです)
この個体は6月中旬(もうすぐ)に納車予定で、栃木県民の日でもある6月15日のセレモニーに登場するとのこと。
お。ついに県警も本気を出したか。
潤沢な資金が余ってますね栃木県🤔 pic.twitter.com/rPzrjYxOIb— Ryou🇯🇵Japanese WSC (@CarLifeCustoms) 2018年6月11日
陸運局にやばいのいた pic.twitter.com/tW27MRWbdJ
— Revo@デコイ400 (@Ek9ilTrudeSW) 2018年6月11日
【NEXCO東日本、千葉外環が全通。松戸IC~市川北IC間で「走り初め」 – トラベル Watch-】
こちらは、ランボルギーニやブガッティ、マクラーレン等のスーパーカーを警察車両として取扱うアブダビ警察のPR動画。
マクラーレン「MP4-12C」とフェラーリ「458イタリア」を所有する男性が、スピード違反で逃亡。
しかし、それを徹底的に追い詰めるのがアブダビ警察で、かなり激しいカーチェイスが繰り広げられています。
最後に「458イタリア」を追い詰めるのは、まさかの日産「GT-R R35」。
ばかっ速い「GT-R」の加速力はまさに爽快で、まるで映画のような迫力あるPR動画となっています。
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