VW「ゴルフ/シロッコ」等10万台以上の大規模リコール。既に1,000件以上ライト類が点灯しない不具合有り

2020-05-26

アウディ不正問題の中でのフォルクスワーゲン・リコール

自動車ニュースサイト・Responseより、フォルクスワーゲン「ゴルフ/シロッコ」等に大量リコール。
リコールの内容としては、灯火装置用ヒューズに不具合があるとして、灯火装置用ヒューズ端子部のコーティング材質が不適切なために車体の振動で生じた端子部分の傷に熱が加わることで、非電導物質(酸化亜鉛)が生成され、接触不良が発生するとのこと。
これにより、ヘッドライトやフォグライト、テールライト、ブレーキランプ、ウインカーなどの一部、または複数が不灯になるおそれがあり、さらには接触不良が進行すると接触部の熱影響によりヒューズホルダーが溶損するおそれがあるとしてリコールを発令。


対象車種は驚異の30車種!

リコールの対象となるのは、2008年6月30日~2012年9月14日に輸入された「ゴルフ1.2/77kW/ゴルフ1.4/ゴルフ1.4/90kW/ゴルフ1.4/103kW/ゴルフ1.4/118kW/ゴルフ・カブリオレ1.4/118kW/ゴルフ1.4/125kW/ゴルフ2.0/ゴルフ2.0GTI/GTX/ゴルフR20/ゴルフR32/ゴルフ・ピレリー2.0T/ゴルフGTI2.0T/ゴルフGTIエディション35/ゴルフ・トゥーラン1.4/103kW/ゴルフ・トゥーラン1.4/125kW/ゴルフ・ヴァリアント1.2/77kW/ゴルフ・ヴァリアント1.4/90kW/ゴルフ・ヴァリアント1.4/118kW/ゴルフ・ヴァリアント2.0T/シロッコ1.4/シロッコ1.4/118kW/シロッコ2.0/シロッコ2.0T/シロッコR20/ジェッタ1.4/118kW/ジェッタ2.0T/イオス2.0T/イオス3.2V6」の30車種で計101,446台がリコールとなります。

改善措置としては、全車両、灯火装置用ヒューズを対策品と交換。また、ヒューズホルダーを点検して溶損している場合は、新品と交換する、といったリコール作業を行うとのことです(不具合1,196件・事故0件)。

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