ホンダ「NSX」のアップデートモデルがパリデビュー。安定性と応答性の向上に加え、乗り心地も更に快適に【動画有】

2020-05-26

アップグレード版「NSX」がモントレーに引き続き、パリでもデビュー

今夏にモントレー・カー・ウィークにて世界初公開したアップデート版のホンダ「NSX」が、先日より開催中のパリモーターショー2018にてデビューしました。
今回発表された「NSX」は、よりエキサイティングな走りと日常での歓び、快適性を両立した究極の一台で、外観においてはグリル周りをクローム仕上げに変更した位の軽微な仕上がりとなっています。


外観よりも性能が大きくアップグレード

性能面においては、応答性とグリップ性能を向上するためにコンチネンタル・スポーツコンタクト6タイヤを装着されるだけでなく、スタビライザーバーが大きくなり、フロントの剛性が26%、リヤが19%アップし、より大きな路面の変化に対応することが可能となりました。
また、より剛性の高いコントロールアームトーリンクブッシュも装備されています。

追加内容としては、サーマル・オレンジ・パールと呼ばれる新色のボディカラーと、カーボンセラミックブレーキとオレンジカラーのブレーキキャリパをオプションについて追加することが可能となっています。

インテリアにおいては、こちらも新色となるフルレッドレザーシートが追加され、アルカンターラとレザーを組合わせた最上級オプションのインディゴ・ブルーオプションも準備しているとのこと。
加えて、電動パワーステアリングシステムやビークル・スタビリティ・アシストシステム、そしてアクティブ磁気レオロジーダンパーを制御するソフトウェアを再セットアップしているとのことで、最もソフトな設定により快適な乗り心地が提供されています。

環境性能に適したエンジン

パワートレインについては特に変更はないものの、アップグレードされた燃料インジェクターとユーロ6d-TEMP排出基準に準拠したパティキュレートフィルタが装備された排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン+アップデート版のスポーツハイブリッドSH-AWDパワーユニットを搭載することで、より応答性の高い走りを実現しています。

上記にも挙げましたが、今回のアップデート版「NSX」は、安定性と応答性に優れた機能性を持ち、制限付きのトラックセクションでのスロットル制御によるコントロール性能にも優れているとのことで、鈴鹿サーキットでのラップタイムもアップデート前モデルよりも数秒速い記録が残されているみたいです。

なお、今回のモデルは既に8月より生産がスタートしており、今年後半に初期ロットモデルの出荷が予定されています。

【Live from 2016 Paris Auto Show // Honda NSX】

【Honda NSX – Paris Motor Show – Exterior LookAround】

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Reference:CARSCOOPS