2020年モデルのポルシェ・次期「911GT3」の開発車両をキャッチ。今までにないド派手大型リヤウィングを装着?【動画有】

2020-05-26

何とも奇妙な「911GT3」の開発車両が登場

ポルシェは先日、Rennsport Reunion(ラグナセカ)にて、世界限定77台の超希少モデル「935クラブスポーツ」を発表しましたが、これに加えてもう一つ新たに衝撃的な2020年モデルの次期「911GT3」と思われる開発車両をイタリア・モンツァサーキットにてキャッチしました。

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リヤウィングはもしかして可動式?!

今回目撃されている次期「911GT3」は、「911(992)」のハイパフォーマンスモデルとしてラインナップされる予定で、完成度としてはまだまだ序盤の方かと思いますが、ほぼ生産仕様としてデザインされており、おまけにディテールポイントにおいても「911(992)カレラ」とは全く異なるアグレッシブな要素が詰め込まれています。

細かい部分を見ていくと、まずはフロントノーズにエアダクトが設けられていることが確認でき、加えてリヤにはひときわ目を引くような複雑でド派手な大型リヤウィングが装着されています。
過去これまで登場してきた「991.1/991.2GT3」のリヤウィングには無いアグレッシブさがあり、より大幅な空力特性の向上に努めた一台なのだろうと推測しています。
ただ、デザイン的に見るとリヤウィングのフラップが可動するような構造にも見える為、エアブレーキ可能な可動式を採用する可能性もありそうです。

リヤテールランプはLEDストリップタイプでスタイリッシュにまとめ上げられていますね。
リヤエキゾーストパイプは、現行と変わらずのセンター2本だしのままとなっています。

エンジンについては、ダウンサイジングターボやハイブリッドエンジンを搭載する?との情報がありますが、今回目撃の個体には、どうやら排気量4.0L 水平対向6気筒自然吸気エンジンが搭載されているらしく、エンジンスペックは変わらない?とも予想されています。

なお、トランスミッションはPDKの他に6速MTもラインナップ予定とのことですが、「911R」のように限定台数+自然吸気+マニュアルトランスミッションといったプレミア付加価値の三大要素には値しないと考えられますが、現行の「911GT3」のようにまた抽選方式にて販売されるかもしれませんね。

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Reference:autoevolution