やっぱり中国専売モデルも登場するのね。新型「3シリーズ」にロングホイールベース版となる”L”の開発車両をキャッチ

2020-05-26

安定の中国仕様・ロングホイールベース版

先日のパリモーターショー2018にて、BMWの新型「3シリーズ(G20)」が世界初公開されましたが、今回は何と中国市場専売モデルとなるロングホイールベース版の「3シリーズ”L”」の開発車両がキャッチされています。

中国では現在、走行性能や燃費性能、そしてエンジンよりも車内の快適性を重視したロングホイールベースモデルが主流となっていて、コンパクトモデルであろうとも一切関係なくロングホイールベースが”当たり前”になってきています。
更にそのような車両で世界で2番目に大きな経済効果を発揮しているとのこと。


中国ではコンパクトモデルでもロングホイールベース化

具体的に中国でロングホイールベース化されているモデルは、BMWのコンパクトクロスオーバーモデル「X1」やアウディ「Q2L/Q5L/A6L/A7L」、メルセデスベンツ「AクラスL/CクラスL」、そしてジャガー「XFL」となっていて、これらに搭載されるエンジンのほとんどが排気量1.5L 直列3気筒ターボエンジンが搭載されており、”パワーよりも快適性”を重視していることがわかりますね。

ちなみに、今回目撃されているBMW「3シリーズL」の開発車両は、標準モデルよりも長いリヤドアを備えることになり、その他のフルLEDヘッドライトやMスポーツパッケージ、デュアルエキゾーストチップは従来通りになるとのこと。
アクティブエアフラップについては、クルマの空気力学的特性をサポートするためにほぼ完全にクローズ化されたボディとなっていて、モデルラインナップについては、「320Li/328Li/335Li」がラインナップ予定となっています。

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Reference:autoevolution