誰か止めて！違反転売したジョン・シナ氏の「フォードGT」が5度目の転売→6人目のオーナーへ。その気になる予想落札価格は？
ジョン・シナ氏の「フォードGT」またもや転売→ネタになってる？
フォードの規約違反を破り、無断転売をして起訴されたアメリカ合衆国のプロレス団体・WWE(World Wrestling Entertainment)のスーパースターであり、俳優としての顔も持つジョン・シナ氏のブルー・オーバルカラーの「フォードGT」が、このたび5回目のオークションにて出品され6人目のオーナーのもとへと納車されました。
もはや「ジョン・シナ氏のフォードGT＝転売」というイメージしか付いていないこの個体ですが、流れ的に次も早く転売しなければ！という変なノリになっていないと良いのですが…もしかすると2018年中にあと2回程の転売劇が行われるかもしれませんね。←フォードからすれば侮辱されていること極まりない行為だと認識しているかも…
一体いつになったら止まるの？この転売
この個体は、9月末に行われたDallasオークションでの出品の際に約1.5億円にて落札されていますが、その前の8月に行われたモントレー・カー・ウィークでもほぼ同じ価格帯にて出品され、5月にジョン・シナ氏が違反転売してから僅か5か月足らずでこういった記録的な転売が行われるのは非常に残念なことではあります。
なお、今回のオークション出品までに過去に所有してオーナーの所有期間を見てみると早くて1週間、どんなに長くても1か月といった非常に悲惨な末路をたどる「フォードGT」。
ジョン・シナ氏が手放した後はカリフォルニア農家のオーナー(78)が購入済みだったのですが、背中の痛みなどが原因で「こんなもん乗れるかバカヤロウ！」と激怒し、結果的にオークションに出品することに…元々走行距離は約48kmしか走行されていなかったものの、セカンドオーナーは相当に走ることが好きだったのか、一応1,000km程走行済み(1,023km)。
しかしながら、その後のオーナーはとにかく酷いことに全く走らせないまま転売が続けられてきました。
今回5回目の出品時も、走行距離は1kmしか増えていない1,024kmとなりますが、実際に落札した価格は前回とほぼ同様となる約1.5億円にて落札されています。
新車販売価格の約3倍もの値段が付けられていますが、ジョン・シナ氏が所有していたことや、短期間での転売劇が続いていることもあって、色んな意味でプレミア価値が付いているのでしょうね。
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Reference：CARSCOOPS