相変わらずロングホイールベース大好き!中国専売モデル・メルセデスベンツ「GLC L」が登場

2020-05-26

中国はやっぱりロングホイールベース大好き

メルセデスベンツのコンパクトSUVモデル「GLC」より、ロングホイールベース化した中国専売モデル「GLC L」が発売スタートしました。
中国といえば、エンジンパワーよりも快適性を重視するためにアウディ「Q2/Q5/A6/A7」に留まらず、メルセデスベンツ「Aクラス/Cクラス」をロングホイールベース化した”L”を販売することでも有名ですが、やはりメルセデスベンツのSUVモデルでもロングホイールベース化してきましたね。


ロングホイールベース化に加えてリヤドアも大きく

今回のモデルでは、従来の「GLC」よりもホイールベースを100mm延長し、後部座席の足元を広くとれるように設計し、全長は4,760mm、全幅1,890mmとしました。車体重量は1,790kgとなっています。

外観だけを見れば、従来の「GLC」と何ら変わりないように見えるのですが、中国専売モデルとなるオングホイールベースモデルはリヤドアが長く設計されています。
これは、実際に乗降りする際にも影響するとのことで、中国ユーザーも重宝している部分であるとのこと。

なお、パワートレインについては「GLC200L 4Matic/GLC250L 4Matic」ともに排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力はそれぞれ211hp/245hpを発揮します。
トランスミッションは9速ATのみで、駆動方式は四輪駆動(AWD)のみとなります。

この個体は、メルセデスベンツの親会社であるダイムラーと現地企業であるBAICの合弁会社である北京-ベンツモーターカンパニー(BBAC)によって生産される予定です。
製造ラインも「GLC/GLC L」共通となるため、基本的な作りは一緒になると思われます。
ちなみに、「GLC L」は来月より開催の中国・広州オートショー2018にて世界初公開される予定となっています。

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Reference:motor1.com