【アップデート】西の大黒PA・芦有(ろゆう)ドライブウェイにて印象に残っているクルマ5選。ランボルギーニやフェラーリはもちろん、珍車から億超えなど様々なモデルが登場
芦有ドライブウェイにて登場した”印象に残ったクルマ5選”を公開
兵庫県西宮市にある「西のスーパーカー聖地」こと芦有(ろゆう)ドライブウェイ・東六甲展望台駐車場。
別名「西の大黒PA」とも呼ばれ、毎週日曜日の晴れた早朝には必ずポルシェを筆頭に数多くのスーパースポーツモデルからクラシックカー等多数の名車が集まる隠れスポットになっています。
最近では知名度も上がってしまったせいか、県外から訪問するお客さんも非常に多く、朝9時の時点で既に駐車場が満車状態になることもしばしば。
東六甲展望台駐車場に停められているモデルは、上記にも挙げたとおりポルシェやフェラーリ、ランボルギーニ等が多数駐車していますが、今回その中でも個人的に印象に残っているクルマ5選を公開。
一体どんなモデルが登場するのでしょうか?
No.1:ランボルギーニ・アヴェンタドールSV
今でも鮮明に覚えているランボルギーニが世界限定600台のみ販売したアヴェンタドールSV・クーペ(ロードスターは世界限定500台のみ)。
こちらのオーナーさん、芦屋に住まれているとてもセレブな方で、今現在はポルシェ911シリーズ複数台を所有し、911GT2RSやランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ、フェラーリ・F8トリブート/812スーパーファスト等を所有するほどのコレクター。
もちろん、今現在もこちらのマットグレーのアヴェンタドールSVも所有されていて、頻繁的に芦有に来られているみたいです。
▽▼▽関連記事▽▼▽
ちなみにコチラはブルー・ルマンのアヴェンタドールSV・クーペ。
当ブログでも”ちょっと独り言シリーズ”にて登場する知人が所有していた一台となります。
私が、芦有に訪問したときに最も興奮した一台でした。
▽▼▽関連記事▽▼▽
No.2:ランボルギーニ・ガヤルド・スーパートロフェオ・レースカー
公道にレーシングカーが登場するという珍事が発生。
ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4をベースとしたレーシングモデルのガヤルド・スーパートロフェオ・レースカー。
最低地上高は5cmあるかどうか分らないほどに”とにかく低い”個体ですが、一応これでもナンバーは取得できているみたいです。
ちなみに車体重量は1,300kgで極限まで軽量化されており、ベース車両よりも110kgも軽くなっています。
サイドウィンドウはスライド式になっていますが、レーシング車両は「基本的にウィンドウが開けられない」ため、このように換気できるようにカスタムされたのではないかと思います。
No.3:モレッティ750 SPORT
No.2のランボルギーニ・ガヤルド・スーパートロフェオ・レーシングカーが登場した日に現れたモレッティ750 SPORT。
こちらは1954年製の軽量かつコンパクトなスポーツカーとなりますが、排気量は型式の通り750cc。
基本的にはフィアットのコンポーネンツを活用しているとのこと。
低排気量ではありますが、かなりドぎついエンジンサウンドを奏でるため、愛らしい見た目と大きなギャップがあるところが印象的ですね。
こちらの個体のオーナーさん、まだ小さい娘さん(姪っ子さん?)と一緒に来られたとのことですが、何と助手席側にはドアが無いんですね。
運転席側にのみドアがあるため、助手席側から運転席側に移動して降りる仕組みになっています。
内装も非常にレトロチックではありますが、イタリアメーカらしいクラシックな作りが良い味を出していますね。
なお、こちらの車両は今となっては幻のスポーツカーのため、値段を付けることが非常に難しく、中古車サイトでの表示価格は常に「応談」となっています。
▽▼▽関連記事▽▼▽
No.4 ナッシュ・メトロポリタン
この個体が登場した瞬間に「珍車や!」と叫んでしまった私がいました。
そう、隠れた名車であり珍車でもあるナッシュ・メトロポリタンです。
1917年から1938年まで”アメ車”として人気を博していたナッシュ。
その後、ケルビネータ社との合併や、ハドソン・モーター・カー・カンパニーの買収による社名変更等、様々な荒波に揉まれてきたアメリカ兼イギリス自動車メーカでもありますが、1957年に消滅。
特に今回のモデルは、1956年に登場したメトロポリタンということで、この個体が登場以降ナッシュ社が消滅しメトロポリタン自体がブランド企業となったため、「ナッシュ社製のメトロポリタン」という肩書がついたのは、この個体が最後。
ちなみに、この個体は永瀬正敏さんが主役を演じた映画「私立探偵 濱マイク」に登場する主人公・濱マイクの愛車としても有名ですね。
このような素敵な個体を「珍車や!」と叫んでしまったオーナーさんにはしっかりと陳謝したいです、ハイ。
▽▼▽関連記事▽▼▽
No.5 フェラーリ・ラ・フェラーリ・アペルタ
やはり最も印象に残っている一台を締めくくるのはラ・フェラーリ・アペルタ。
世界限定210台のみ(日本には12台)の製造で、現在世界で一番購入することが困難と言われる究極の個体となります。
オーナーさん曰く、ラ・フェラーリ・アペルタの価格はオプション込々で約2.3億円。
中古車販売価格であれば、最低でも5億円は下らない、まさに天井知らずのハイパーカー。
ボディカラーは、パール系ホワイトの「ビアンコ・イタリア」で、このカラーを塗るだけでもオプション費用は約400万円にもなるとのこと。
ラ・フェラーリ・アペルタは、選べるボディカラーが「ホワイト」「ブラック」「レッド」「イエロー」「グレー」とかなり限られており、更にはそのボディカラーに併せてインテリアカラーも決められてしまうため、そういう意味ではオプションは少なく、選択の幅が狭い”完成された個体”となります。
ちなみに、ルーフは完全手動脱着式で、Aピラーの傾斜角が非常にキツイことからアペルタ、というよりもバルケッタに近い感じ。
カーボンファイバ製のハードトップルーフをオプションにて選択したとのことですが、ハードトップルーフだけで約400万円とのこと(高級車が一台買えますね)。
▽▼▽関連記事▽▼▽
芦有ドライブウェイ・東六甲展望台駐車場はココにある!
場所名:芦有ドライブウェイ・東六甲展望台駐車場
住所:〒662-0006 兵庫県西宮市越水社家郷山1−68
電話番号:0797-38-0001
過去の芦有ドライブウェイ記録はコチラにてまとめています。