4月に発売予定のトヨタ・新型「RAV4」の一部情報を公開。グレードやオプション、ボディカラー、燃費は?

2020-05-27

これで概ね新型「RAV4」のグレードや装備内容などがわかる!

いよいよ4月より発売スタートするトヨタの新型SUVモデル「RAV4」。
競合モデルとして、日産「エクストレイル」やスバル「フォレスター」といったミドルサイズSUVモデルが対象となります。

まだ価格帯については明らかになっていませんが、現時点で判明しているグレードやオプション、ボディカラー、インテリア、燃費等を可能な限り公開していきたいと思います。
既に、各ディーラにおいて新型「RAV4」に関する電子マニュアル(撮影やメモは一切禁止)が確認できるのですが、今回重要となるポイントを可能な限り以下にまとめていきます。

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早速グレードやオプションなどをチェックしていこう

ラインナップとグレードについて

今回新しく発売される「RAV4」は、「2.0Lガソリンモデル」と「2.5L+電気モータのハイブリッドモデル」の2種類がラインナップされます。
いずれもガソリンの種類はレギュラーになりますので結構経済的。
そして、今回の新型モデルより、2.0Lガソリンモデルのみではありますが、”Adventure(アドベンチャー)”と呼ばれる、上右側のデザインようなオフロードチックな外観に仕上げたグレードが登場します(左側が従来モデル)。具体的なオプション内容等は以下にて記載していきますので要チェック!

続いて各ラインナップのグレードは以下の通りとなっています。
基本的にはベースグレード以外は全て4WDの設定となっています。

【新型「RAV4」グレード一覧】
[2.0Lガソリンモデル]

○ベースグレード”X”(2WD・FF or 4WD)
●”Adventure”(4WDのみ)
○”G”(4WDのみ)
●上位グレード”G Zpackage”(4WDのみ)

[2.5Lハイブリッドモデル]
○ベースグレード”HYBRID X”(2WD or 4WD)
●上位グレード”HYBRID G”(4WDのみ)

グレード別の装備内容について

続いてはグレード別の装備内容について。
まず、全グレード共通の装備としては、フロントヘッドライトとリヤテールランプがLEDということですね。

シート材質については、基本的にはファブリックか合成皮革のいずれかとなるため、本革シートの選択はできません。
ベースグレードとなる”X/HYBRID X”はファブリックシートが標準装備ですが、メーカオプションにて合成皮革は選択できません
それ以外の”Adventure/G/G Zpackage/HYBRID G”は合成皮革が標準装備となります。

シートヒータについては、”Adventure/G/G Zpackage/HYBRID G”では標準装備となります。しかも”Adventure”に関しては、シートベンチレーション(シートクーラ)とステアリングヒータもセットで装備されるという豪華仕様になっています。

パワーシート(電動調整)については、合成皮革を採用の”Adventure/G/G Zpackage/HYBRID G”が、「運転席のみ8way調整式」でシートメモリ付きで標準装備(助手席は手動)されます。
それ以外のファブリックシートとなる”X/HYBRID X”は手動調整となります。
但し、ステアリング調整は全グレード共通で手動調整となります。

リヤシートについては、リクライニングが可能で、リヤセンターには格納式のアームレストも装備しています。

タイヤサイズについては、ベースグレード”X”が17インチ、”G/HYBRID X”が18インチ、上位グレード”Adventure/G Zpackage/HYBRID G”が19インチとなっています。

ボディサイズや燃費、タンク容量は?

気になる新型「RAV4」のボディサイズですが、最新のTNGAプラットフォームを採用したことで全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,640mm、ホイールベース2,690mm、最低地上高200mmとなっています。
これは、競合モデルとなる日産「エクストレイル」/スバル「フォレスター」よりも全長+10mm/-25mm、全幅+70mm/+40mm、全高-45mm/-75mm、ホイールベース+60mm/+20mm、最低地上高±0mm/-20mmということで、新型「RAV4」の方がワイド&ローであることがわかりますね。

続いて燃費ですが、最も実燃費に近いWLTCモードであれば2.0Lガソリンモデルで「2WD:15.8km/L、4WD:15.2km/L」となり、2.5Lハイブリッドモデル「2WD:21.4km/L、4WD:20.6km/L」となります。
ハイブリッドモデルに関しては20km/L以上ということで非常に優秀な数値かと思います。

加えて燃料タンク容量ですが、これは2.0Lガソリンモデルと2.5Lハイブリッドモデル共通で55Lとなります。
従って、ハイブリッドモデルで20km/L以上の燃費を稼ぐことができれば、燃料満タンで1,000km走行可能ということになりますね。

ボディカラーとインテリアカラーはどうなっている?

続いてはボディカラーについて。
新型「RAV4」では、先日マイナーチェンジした新型「プリウス」同様に2トーンカラーがラインナップされています。
但し、この2トーンカラーは”Adventure”のみにラインアップされるので、それ以外は基本的にモノトーンのみとなります。

また、”Adventure”専用ではありますが、トヨタ初の新開発色も1種類(グレーカーキ系?)登場しています。

カラーラインナップとしては、従来モデル(X/G/G Zpackage/HYBRID X/HYBRID G)はモノトーン6色、”Adventure”はモノトーン5色、2トーンが4種類となっています。
具体的なカラーラインナップは以下の通りとなります。

【ボディカラー一覧】
[X/G/G Zpackage/HYBRID X/HYBRID G]モノトーン
○グレーメタリック

●アティチュードブラックマイカ
○センシュアルレッドマイカ(有料オプション)
●ホワイトパールクリスタルシャイン(有料オプション)
○シルバーメタリック
●ダークブルー

[Adventure]モノトーン
○グレーメタリック

●アティチュードブラックマイカ
○センシュアルレッドマイカ
●アーバンカーキ(新開発カラー)
○シアンメタリック(ライトブルー系)

[Adventure]2トーン
○アッシュグレーメタリック/グレーメタリック
●アッシュグレーメタリック/アティチュードブラックマイカ
○アッシュグレーメタリック/アーバンカーキ
●アッシュグレーメタリック/シアンメタリック
※ルーフ&ピラーがアッシュグレーメタリック、4色全て有料オプションとなります

インテリアカラーについては、従来モデル(X/G/G Zpackage/HYBRID X/HYBRID G)が”ブラック””ライトグレー”の2種類がラインナップされ、シートの一部やオーナメントパネル等にブラウンのアクセントカラーが追加されます。
一方の”Adventure”については”ブラック”と”ネイキッドブラウン”の2種類がラインナップされ、シートの一部やオーナメントパネル等にオレンジのアクセントカラーが追加されます(三菱「デリカD:5」のアクティブギア的な感じ)。

安全装備はどうなる?

新型「RAV4」では、トヨタの新型モデルラインナップ同様にToyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)が標準装備されます。
そのため、「プリクラッシュセーフティ/レーンとレーシングアシスト/レーンディパーチャーアラート/レーダークルーズコントロール/オートマチックハイビーム/アダプティブハイビームシステム/ローサインアシスト/先行車発進警告知機能」といった全ての機能が全グレード共通で標準装備されます。
但し、後方検知する「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」と踏み間違いを防止する「ドライブスタートコントロール」、車線変更時の死角を検知するブラインドスポットモニター(BSM)に関しては、”G/G Zpackage/HYBRID G”が標準装備”X/Adventure/HYBRID X”はメーカオプション扱いとなります。

新型「RAV4」に関する記事はコチラにてまとめています。

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