遂にケーニグセグがオールEVハイパーカーに注力!EVメーカ・NEVSとの技術提携でロータス「オメガ」を意識?

2020-05-27

スウェーデンのハイパーカーメーカとEVメーカがタッグを組む!

スウェーデンのハイパーカーメーカであるケーニグセグは現在、「アゲーラRS」の後継モデルとなる「(仮)ラグナロク」の開発に注力していますが、その一方でスウェーデンのEVメーカであるNEVS(National Electric Vehicle Sweden)が、ケーニグセグの株式20%を買収するために約194億円を投資していたことが判明しました。


やはりライバルはロータス「オメガ(OMEGA)」?

両社は、共同開発にて次世代のオールエレクトリックハイパーカーに注力していくとのことで、今のところ具体的なデザインやスペックは明らかになっていないものの、NEVSによれば「両社の強みを活用し、未開発のセグメント向けの製品を開発するために提携する」と述べています。

これはおそらく、先日発表したロータスとウィリアムズによるパートナーシップにて生み出されるであろう、フォーミュラE技術を採用するEVハイパーカー「オメガ・プロジェクト」を競合とした一台になると推測しますが、あくまでも”未開発のセグメント向け”と記載されていることから、SUVやステーションワゴン等、クーペ以外のモデルが対象になる可能性も十分に有り得そうです。

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今回の提携の一環として、NEVSとケーニグセグは、知的財産や技術ライセンス、製品設計に注力するためのあたらしい合弁会社も設立。
NEVSがこの事業の65%の所有権を持ち、残り35%をケーニグセグが持つことになります。

なお、この取り決めによるケーニグセグの大きな利点の一つには、スウェーデンのTrollhattanにあるNEVS工場へのアクセスが容易となり、EVのトップとも言うべき中国での新しいパートナーの流通チャネルを利用することも可能になり、更には新たなる販売を開拓できる可能性もあります。

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Reference:motor1.com