ケーニグセグ「ラグナロク」は1,400馬力以上を発揮する模様。あの超有名コレクターがオーダーし、スペックも一部暴露

2020-05-26

あの不動産王が「ラグナロク」をオーダー

以前、ケーニグセグ「アゲーラRS」の後継モデルのスペックに関して様々な噂が展開され、更にその後継モデルの名称が「ラグナログ」であることがわかりましたが、この個体をアメリカ・カリフォルニア州の実業家であり”不動産王”と”スーパーカーコレクター”の肩書を持つManny Khoshbin氏がオーダーしていたことが判明しました。

Manny Khoshbin氏といえば、ケーニグセグ「アゲーラRS”フェニックス”」を所有するオーナーとしても有名で、本来であれば、「アゲーラRS”グリフォン”」という名前で納車する予定だったのですが、納車直前にケーニグセグのテスト走行中にクラッシュしてしまい、再度作り直したモデルが再ワンオフモデルのフェニックス(「アゲーラRS」自体世界限定25台と超希少)となります。

その他にも、世界限定106台のみ販売されたマクラーレン「スピードテール」や、世界限定275台のみ販売されてメルセデスベンツAMG「One」、そして世界限定40台のみで車両本体価格約6.4億円もするブガッティ「ディーヴォ」もオーダーしているとのことで、とんでもない富を築き上げた正真正銘の大富豪となります。

▽▼▽関連記事▽▼▽


「ラグナロク」は1,400馬力以上を発揮する

Manny Khoshbin氏によれば、「ラグナロク」は来年3月に開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2019にて出展する予定で、過激且つ空力特性に優れたエアロパッケージを装備し、その気になるスペックとしては、「アゲーラRS」に搭載されるV型8気筒ツインターボエンジンよりも更にアップグレード(「レゲーラ」同様にハイブリッド化するかは不明ですが、Manny Khoshbin氏の説明としてはハイブリッドの可能性は低い)され、最高出力1,400hp以上を発揮するとのこと。

そして、そのエンジンはアグレッシブにゴムマウントされ、異なるエキゾーストサウンドを奏でるとのこと。
駆動方式は後輪駆動(MR)で、ボディは非常にロング、そしてトランスミッションは7速以上になることが明らかとなっています。

ところで「ラグナロク」ってどんな意味

なお、「ラグナロク」とは、”神々の運命”を意味していて、北欧神話の世界における”終日の日”を意味していますが、この名称が付けられた理由の大きな背景には、ケーニグセグCEOであるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏の好きな映画が「ラグナロク~オーディン神話伝説~」であるから、という説も流れています(←これは何か冗談っぽい)。

ケーニグセグのモデル名称には様々な意味が宿っており、「アゲーラ」であれば、スウェーデン語で”行動する”を意味する一方で、古代ギリシャ語では”不老”という意味の”Ageratos”を意味。

ケーニグセグモデルとして初のプラグインハイブリッドエンジンを搭載した世界限定80台のみ販売の「レゲーラ」は、”支配する”を意味し、北欧神話を起源とした名称を受け継ぎながらも、どこか哲学的な意味合いを持つ名称であるところも引き継がれてきています。

☆★☆ケーニグセグ関連記事5選はコチラ!☆★☆

ケーニグセグ「アゲーラ」の後継モデルの名前は「ラグナロク」に。一体どんな意味が隠されている?(2018/8/31投稿)
ケーニグセグ「アゲーラRS」の後継モデルはエンジン出力1,440馬力発生との噂。フロントデザインはアストンマーティン「ヴァルキリー」並?(2018/8/30投稿)
パガーニ「ウアイラ」の後継モデルがジュネーブMS2019にて登場?ケーニグセグも「アゲーラRS」の後継準備へ(2018/8/12投稿)
ケーニグセグの次期ハイパーカー・レンダリングが公開。エンジンはやっぱり「レゲーラ」譲りのPHV?(2018/6/29投稿)
パガーニCEO「V12が廃止されれば、ハイブリッドモデルは販売しない。電気自動車を採用する」(2018/5/30投稿)

Reference:TheSupercarBlog.com