アストンマーティンのハイパーカー「プロジェクト003(Project 003)」のティーザー画像が公開。ジュネーブでの登場の可能性は?

2020-05-27

遂に「ベイビー・ヴァルキリー」のリヤデザインが明らかに

2018年9月頃にアストンマーティンの最新モデル「プロジェクト003(Project 003)」のスケッチモデルが公開されていましたが、今回ようやくリヤデザインのみを示すティーザー画像が公開されています。
パッとみた感じ、スタートレックのシャトルクラフトのような宇宙船(ちょっと表現古い?)を彷彿させるデザイン性を持ち、アストンマーティン「ヴァルキリー」ほどではないにしても、「ベイビー・ヴァルキリー」という肩書だけあって過激な曲線を描くようなスタイリングを持っていることは確かだと思います。


V6ツインターボのハイブリッド採用で1,000馬力相当のパワーを発揮?

エンジンレイアウトについては、ティーザー画像からミドシップタイプであることがわかり、リヤエキゾーストもポルシェ「918スパイダー」やマクラーレン「600LT」のようにエンジン上部に配置されていることが確認できます。
リヤテールはシームレスタイプではなく、5灯式のOLEDタイプかもしれません。

なおエンジンについては、大排気量&自然吸気エンジンではなく、V型6気筒ツインターボエンジン+電気モータを搭載するハイブリッドモデルとなり、噂では1,000hp相当のパワーを発揮するかも知れないとのこと。
車両としては、レーシングカーではなく公道仕様になると言われていますね。

競合は中間的なミドシップモデルでも、価格はハイパーカー並み

競合モデルとしては、フェラーリ「488シリーズ」やマクラーレン「720S」といったモデルが妥当だと思われ、決して「ヴァルキリー」の後継モデルではなく、ラインナップ拡大を図る一台となります。
ただ、販売台数は「ラ・フェラーリ」同様に500台のみになるとのことで、台数を稼ぐことで利益率を高めることが狙いになると言われています。そうなると価格帯も「ラ・フェラーリ/マクラーレン・P1/ポルシェ・918スパイダー」のように約1億円相当のモデルになるかもしれません。

具体的な発表時期については明らかにされていませんが、2021年を目標に生産がスタートされることはわかっているので、その前段階として今回ティーザー画像が公開されるということは、もしかすると来月3月5日より開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2019にてプロトタイプモデルが公開される可能性が高く、加えて正式な販売台数や価格、スペック等も明らかになるかもしれませんね。

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Reference:motor1.com