イタリアチューナ・Evoluto Automobiliがフェラーリ「348」をレストモッド。カーボンボディ採用で500kgも軽量化に

2020-05-27

フェラーリの旧式モデルをアップデートする猛者が登場

イタリアに本拠地を置く名門チューナ・Evoluto Automobiliが、ポルシェ「911」を手掛けるシンガーや、ランチア「デルタ・インテグラーレ(Delta Integrale)」を手掛けるAutomobili Amosのように、レストモッド(レストア×モディファイを組合わせた、いわば”アップデート”のようなもの)によってフェラーリ「348」をアップデート。


「F355」風のデザインとエンジンを持ち、車体重量も500kgの軽量化に

今回はまだ完成予想のレンダリング画像を公開したばかりですが、外観としては新開発のカーボンボディを採用し、これによる車体重量は500kgも軽量化され、車体重量も約1,000kg(もしくは1,000kg未満?)を実現することで、加速性やブレーキング性能、更にはハンドリング性能まで大幅に向上しているとのこと。

またエンジンについても、「F355」に搭載される排気量3.5L V型8気筒自然吸気エンジンを採用し、最高出力も380hp→500hp以上に向上させることが可能とのことですが、これは全体のバランスを見ながらのアップデートになると言われています。

個人的に最も気になっているのがこのリヤテールランプ。
元々はフェラーリの伝統でもある丸型4灯タイプから、「テスタロッサ」同様のルーバー越しの異形タイプへと変更され、さらに今回のレストモッドによって伝統の丸型4灯タイプへと戻っているので、これは人によって評価はおおきく変化するでしょうね。

個人的には丸型テールランプこそがフェラーリのシンボルデザインだと思っているので、これでも十分な仕上がりですが、当時の「348」らしい面影がうっすらと消え行ってしまうのはちょっとさみしいところではあります。

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Reference:autoevolution