アストンマーティン「プロジェクト003(Project 003)」のフロントデザインが明らかに?!価格は約1.2億円、2021年にデビュー予定
これが「プロジェクト003」?
先日アストンマーティンより公開された「ベイビー・ヴァルキリー」こと、最新ハイブリッドモデル「(仮)プロジェクト003”ヴァルハラ”(Project 003 ”Valhalla”)」のティーザー画像が公開され、更にこのモデルに関して同社CEOのアンディ・パーマー氏が「プロジェクト003はラ・フェラーリとほぼ同じパワー(つまりは900hp後半)を持つ」ことを明らかにしていましたが、今回は同車のフロントデザインと思わしきレンダリング画像が公開されています。
今回公開されているレンダリングが本物かどうかは不明ではありますが、デザイン性としては「ヴァルキリー/ヴァルカン」のような攻撃的でレーシングチックな風貌を持ちながらも、若干「DBSスーパーレッジェーラ」をイメージさせるような新しいデザイン言語のLEDヘッドライト、「ヴァルカン」譲りのフロントグリル、そして何とも表現の難しいアズキ色のような独特の色合いを持ったボディカラーが強烈なインパクトを与えていますね。
アストンマーティン史上攻撃的過ぎる顔つきに?
こちらはブリティッシュレーシンググリーンと思われるカラーに、先ほどのカラーにもアクセントとして加味されたイエローが含まれています。
果たしてこのデザインのままで登場するかはわかりませんが、ここまでアグレッシブでボディにメリハリをつけるようであれば、間違いなく注目を集めるでしょうし、普通に限定500台全て完売しそうな気がしますね(仮にこのデザインでなくとも完売でしょうが…個人的には「ヴァルキリー」よりもカッコいいと思う)。
気になるパワートレインについては、アストンマーティンがこれまで築き上げてきたフォーミュラ1(F1)技術とノウハウを活かしたV型6気筒ツインターボエンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドエンジン(システム総出力 約1,000hp)をミドシップに採用し、カーボンバスタブシャシーの代わりにアルミフレームを採用することで軽量化を図ることが予想されています。
また、このモデルでは”規格外ともいえるボリュームのダウンフォースを発生する”ともいわれているため、そのためにはアクティブサスペンションやアクティブエアロ、そしてアクティブダンパーも搭載することが期待されています。
もちろん、公道仕様モデルとして誕生するでしょうし、ただ単純にパフォーマンス性の高いモデルとして登場するのではなく、ラゲッジスペースやラグジュアリーなインテリアを提供することで、ユーザーが”様々な刺激を受ける”一台となるしょう。
ちなみに価格帯は約1.2億円ほどと言われていて、世界デビューは2021年を予定しています。