約20億円もするブガッティのワンオフモデルのティーザー映像が公開。「57 SC Atlantic」を彷彿させるレトロデザインか?【動画有】
遂に20億円のワンオフモデルのリヤデザインが明らかに?
いよいよ今月3月5日より開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、フォルクスワーゲングループの元CEOであるFerdinandPiech氏のためだけに世界で一台しか製造されない約20億円のブガッティ・ワンオフモデルが公開されますが、その前段階としてティーザー映像が公開されています。
デザインベースはあくまでも「57 SC Atlantic」
今回公開されているティーザー映像では、ワンオフモデルと思われる個体のリヤデザインの赤いストリップタイプとなるLEDテールライト(「シロン」風のデザイン)が一瞬だけ公開され、その後にもう一つ新たに公開されたティーザー映像では、リヤウィンドウを分割したかのような特殊なデザイン性を持たせているようにも見えますね。
とはいっても、具体的にどのようなスタイリングなのか、どのようなデザイン性を持っているのかまでは不明な状態となっているため何とも言えないのですが、恐らくこれまでブガッティがラインナップしてきた「EB110/ヴェイロン/シロン」とはまた異なるデザイン言語とスタイリングを持つのではないかと推測しています。
また、今回のティーザー映像の公開に加えて、ブガッティが過去に僅か3台のみ製造した「Type 57 SC Atlantic」をモチーフにしたレトロな風合いを持つ個体であることは間違いないとのことで、しかしスペックとしては現代の技術をフルに活用しているため、とんでもないパワーと加速力を持つことが予想されています。
ただパフォーマンス性については、全くのゼロからの開発ではなく「シロン」もしくは世界限定40台のみ販売された「ディーヴォ」をベースにしている可能性が高く、エンジンもブガッティとしてはケジメをつけるための最後の内燃機関モデルと思われる排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps以上を発揮するものと思われます。