ケーニグセグ「そもそもパワーってそこまで重要じゃない。最も重要なのはエキサイトできる車であることだ」
ケーニグセグにとってクルマ=パワーではない
先日開催されたスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、スウェーデンのハイパーカーメーカであるケーニグセグが、「アゲーラ」の後継モデルとなる最高出力1,600psを発揮する「ジェスコ(Jesko)」を世界初公開しましたが、同社は今回のモデルに加えて今後のモデルは”パワーが重要な要素ではない”と説明しています。
ケーニグセグCEOであるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏は、ジュネーブモーターショー2019でトップギアとのインタビューにて、「並外れたパワーを追いかけることは、決してブランドの優先事項にはならない。私たちにとって重要なことは、エキサイティングなクルマを作れるかどうかである」と説明しています。
パワーはあくまでもサブ、やっぱドライバがエキサイトできるかどうかでしょ!
ケーニグセグの考えとしては、パワーはあくまでもサブ的な立ち位置にあるだけで、これについてはいくらでも調整ができるため、決して難しいことではなく、仮にパワーがあったとしてもそのクルマでドライバが楽しめるかどうかは全くの別問題になるとしています。
そして、将来的に大きく取り入れるであろうハイブリッドモデルについても、これも電化によるアシストを受ければ驚異的なパワーを得ることはできますが、内燃機関独特のエキゾーストサウンドやガソリンをまき散らしているかのような高揚感は、ハイブリッドでは中々味わえないため、こういったところはケーニグセグも注視しているところなのだと思いますね。
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Reference:CARSCOOPS