日本仕様のBMW・新型「Z4」が遂に発売スタート。グレードは4種類、価格は566万円から【動画有】

2020-05-27

遂に日本仕様の新型「Z4」が発売スタート!

トヨタとの共同開発モデルとなるBMWの新型2ドアオープンモデル「Z4」が、3月25日より日本でも発表・発売スタートとなりました。
第2世代となるE89が2016年に販売終了となって3年が経過しましたが、復活ならびにフルモデルチェンジしてG29世代として新たに登場。

新型モデルでは、フロントヘッドライトやキドニーグリル、リヤデザインも大きく一新し、スポーティさに加えて更なる上質感を加味しています。
また、オープンクローズが可能なソフトトップルーフは、50km/h以下であれば電動操作が可能で、約10秒にてオープンクローズが可能となります。
その他としては、AI技術を駆使した最新BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントが搭載され、今後のBMWのアイデンティティになると思われます。


日本仕様はグレードが4種類、エンジンは2種類

今回より新たに発売スタートした「Z4」ですが、グレードは大きく4種類ラインナップされ、エンジンも新型「スープラ」同様に4気筒と6気筒エンジンが準備されています。
なお、グレード別の価格帯は以下の通りですが、参考までに共同開発モデルとなるトヨタ・新型「スープラ」の価格帯(8%税込)も。

【新型「Z4」グレード別価格帯一覧(税込)】
・「Z4 sDrive20i」:5,660,000円
・「Z4 sDrive20i Sport Line」:6,150,000円
・「Z4 sDrive20i M Sport」:6,650,000円
・「Z4 M40i」:8,350,000円

[参考]【トヨタ・新型「スープラ」グレード別価格帯一覧(税込)】
・「スープラSZ」:4,900,000円
・「スープラSZ-R」:5,900,000円
・「スープラRZ」:6,900,000円

上記の通り、”sDrive20iシリーズ”が排気量2.0L BMW製直列4気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載し、最高出力197ps/最大トルク320Nmを発揮。
そして上位グレードとなる”M40i”のみに関しては、排気量3.0L BMW製直列6気筒M Performanceツインパワーターボエンジンを搭載し、最高出力340ps/最大トルク500Nmを発揮します。

ちなみに、これらのスペックはトヨタ・新型「スープラ」(直4モデルが”SZ-R”/直6モデルが”RZ”)のスペックと全く同じ。
海外ではエンジン出力値が若干異なりますが、まさか日本仕様では全く同じにしてくるとは思いませんでした。
この辺りはBMWとトヨタの共同開発モデルとは言いながらも、完全なる真っ向勝負目的で調整してきましたね。

新型「Z4」の主要緒元はこうなっている

最後は主要緒元となります。
今回の新型では、全長+85mm、全幅+75mm、全高+15mmと全体的に大きくなりながらも、ホイールベースは-25mmと短くなっています。
更には、重心を下げるソフトトップを採用することで、高い俊敏性と操作性を兼ね備えたスポーツモデルとなっています。

【新型「Z4」主要緒元一覧】
全長4,335mm×全幅1,865mm×全高1,305mm
ホイールベース:2,470mm
車両重量:[sDrive20i]1,490kg/[M40i]1,570kg
排気量:[sDrive20i]1,998cc/[M40i]2,997cc
エンジン:[sDrive20i]直列4気筒ツインスクロールターボエンジン/[M40i]直列6気筒ツインスクロールターボエンジン
最高出力:[sDrive20i]197ps/4,500rpm / [M40i]340ps/5,000rpm
最大トルク:[sDrive20i]320Nm/1,450-4,200rpm / [M40i]500Nm/1,600-4,500rpm
燃費(WLTCモード):[sDrive20i]12.6km/L / [M40i]12.2km/L

既に各ディーラでも特別展示中

以下の動画にもある通り新型「Z4」は既に各ディーラにて展示されているとのことなので、近日中にいつもお世話になっているBMW福井さんにて早速拝見したみたいと思います。

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