スズキ・次期「アルト」の開発車両をキャッチ。クロスオーバー風スタイルで車名もまさかの変更に?!

2020-05-27

~次期「マルチ・アルト」はクロスオーバー風になる?~

インド北部のヒマーチャルプラデーシュ州クフリにて、インド市場向けの専売メーカであるマルチ・スズキが、次期「マルチ・アルト(日本名:アルト)」と思われる開発車両にてテスト走行を行っているところが目撃されています。

既にインド市場においては、主要モデルとなる「アルト800」が販売終了していて、その後継モデルに「マルチ・アルト」が登場すると言われていますが、どうやらこのモデルのスタイリングの変更並びに名称も変更される可能性が高いことがわかりました。


~スタイリングだけでなく車名も変更へ?~

インド市場のカーモデルを専門に取り上げるIndianAutosBlogの情報によれば、オートエキスポ2018にて世界デビューしたコンセプトモデル「Future-Sクロスハッチコンセプト」をベースとしたプロポーションを持ち、近年人気を高めているクロスオーバー・SUV風スタイルの一台になることが考えられているようで、特に今回の開発車両においても、基本的なプラットフォームは2019年式の新型「ワゴンR」にも採用されたHEARTECTプラットフォームを流用しながらも、車高はオフロードにも適したクロスオーバー(軽ハイトワゴン?)を採用し、車名も「フューチャーS(Future-S)」になるのでは?とも言われています。

パワートレインについては、これも新型「ワゴンR」同様に排気量1.0L K10B型の直列3気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力68ps/最大トルク90Nmを発揮すると予想。
安全装備においても、運転エアバッグやリヤパーキングセンサー、高速警報システム、運転席ベルトリマインダー、ABSはもちろんのこと、BNVSAPクラッシュテストによる耐衝撃性においても十分な結果が得られているとのこと。

なお、販売時期については今のところ不明ですが、遅くとも年内には発表・発売すると思われ、2020年には初期ロットモデルが納車されるのではないか予想されています。

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Reference:IndianAutosBlog