スバル「レガシィ」に3万台超えの大量リコール。コンビメータの回路が不適切で火災発生の恐れ→既に14件の火災発生済み
~既に火災事故が発生している「レガシィ」~
スバルは、「レガシィ(BE/BH系)」1車種・計33,181台を国土交通省にリコールを届けていたことがわかりました。
リコールの内容としては、コンビネーションメータにおいて、回路構成が不適切なために車室内が長い間湿気にさらされると、メータ基板で結露が発生し、電源回路部がショートすることがあるとのこと。
そのため、メータ基板から発煙して最悪の場合、火災に至るおそれがあるとしてリコールを発令しています。
~対象モデルをしっかりとチェックしていこう!~
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる火災事故が既に14件、不具合が17件発生しており、これらは全て市場からの情報によりリコールを発令しているとのこと。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/車名/対象車台番号/製作期間/対象者台数]・GF-BE5/レガシィ/BE5-002004~BE5-081857/平成10年11月30日~平成13年4月12日/17,664台
・GF-BH5/レガシィ/BH5-060011~BH5-146025/平成11年5月7日~平成13年4月12日/15,517台
改善措置としては、全車両、コンビネーションメータ基板の電源回路部を清掃し、防湿材コーティング処置を行うリコール作業を実施するとのことです。
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Reference:SUBARU