これは朗報?トヨタ・新型「GRスープラ」にMT採用の可能性。トヨタ「要求が高ければ市販化するかもしれない」【動画有】

2020-05-27

~遂に新型「GRスープラ」にもMTが搭載される?~

BMWとの共同開発によって誕生したトヨタの最新2ドアスポーツクーペ「GRスープラ」ですが、このモデルに搭載されるエンジンやプラットフォーム、トランスミッションは全てBMWから供給されたユニットとなり、ラインナップについてもBMW製の直4/直6ツインスクロールターボエンジンが搭載され、トランスミッションは8速ATのみとなっています。

しかし、以前の記事にてBMWの新型「Z4 sDrive20i」(エントリーグレード)に、MTが標準装備されることが明らかになったことから、トヨタとしてもMTをラインナップする可能性が大きく浮上しているとのこと。

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~MTはあくまでも需要のある市場にしか投入しない?~

ただ、新型「GRスープラ」に対しては、エントリーグレードとなる直4エンジンなのか、上位グレードの直6エンジンにMTが採用されるかについては明らかになっていないのが事実。
加えてトヨタの広報担当者も「スープラにMTが搭載されることを望むユーザーはそれなりに多く、過去にも2~3度そういった話が出てきたことがあった。しかし、トヨタが開発したスープラのパフォーマンスには自信があるため、敢えてMTにする必要もないし、ATでも十分に楽しめる。今はまだ誰も乗っていないので要求が多いですが、まずは今のグレードを乗ってみてから判断して頂きたい」と語っています。

トヨタとしても、MTを一切搭載せずにATのみの市販化を続ける考えは無いようで、もしもMTを求める声が多くあるようであれば、需要のある市場を中心に市販化していく考えも示しているそう。
そうなると、MTの需要の高い欧州市場やアジア市場(日本含む)にて優先的に市販化される可能性が高く、もしかすると年内には何かしら情報がトヨタからアナウンスされる可能性があるかもしれませんね。

~トヨタが作り上げたスモール・ニュルブルクリンクにて早速「GRスープラ」を走らせてみた!~

【Ch11:谷口NOB選手と新しくできたトヨタのテストコースをGRスープラで走ってみた。豊田の山奥にニュルを見た!!】

 

ちなみにこちらは、愛知県にて作られたトヨタの最新テストコースでスモール・ニュルブルクリンクサーキットとも言われる際どいコースを、新型「GRスープラ(RZ)」にてテスト走行する動画。

ドライバは谷口信輝 氏で、周回約5kmながらもほとんど直線の無いアップダウンの激しいコースとなっています。
見ている側もちょっと酔ってしまうような激しいオンボード動画となっていますが、今後トヨタはこういったコースをフル活用することで、開発時間の短縮とより性能の高いスポーツモデルを作り上げていく予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS