マイナーチェンジ版・レクサス新型SUV「RX」のプレカタログを入手!早速その中身をチェックしていこう!【動画有】

2020-05-27

~遂に新型「RX」のプレカタログを入手~

さて、昨日6月20日より配布スタートとなったレクサスのマイナーチェンジ版となる新型SUV「RX」のプレカタログ。
早速私もカタログを入手してきましたので、その中身を公開していきたいと思います。
既に当ブログでも発表・発売日やグレード別の価格帯(10%税込)も公開していますので、新型「RX」を検討されている方は参考にしていただけたらと思います。

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~早速新型「RX」のカタログの中身をチェックしていこう!~

エクステリア・デザイン

早速カタログの中身をチェックしていきましょう。
まずは外観ですね。
今回のマイナーチェンジにより、フロントスピンドルグリルが横フラットバーではなくドット柄の複雑なデザインへと変更され、フロントフォグ周りも一新、ヘッドライトデザインも三眼LEDからハイビーム含め四眼へと変更されています。

ただ、三眼フルLEDヘッドライト(ロー・ハイビーム)&LEDシーケンシャルターンシグナルランプ(フロント・リヤ)を設定するとなると、エントリーグレードでは有償となってしまいますね(エントリーグレードの標準は単眼LEDヘッドライト)。
それ以外のF SPORTやversionL、そして「RX450hL」では標準装備となります。

こちらはLEDリヤコンビネーションランプ(テール・ストップ)。
リヤテールは新型「LS」に近いデザインを継承し、より一層の高級感が加味されていますね。

こちらのエクステリアも見ていきましょう。

ムーンルーフ(チルト&スライド式)とパノラマルーフ(チルト&アウタースライド式)+ルーフレールは安定のメーカオプション扱いとなりますね。
但し、パノラマルーフに関しては、”versionL/RX450h F SRPOT(AWD)/RX300 F SPORT/RX450h/RX300”のみが選択可能となるのでご注意を!「RX450h F SPORT(FF)」では選択できないという謎設定となっていますが、この辺りはマイチェン前と一緒ですね。

こちらは全車標準装備となったハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)となります。

インテリア・デザイン

続いてはインテリアデザインを見ていきましょう。
新型では、全グレードパドルシフトが標準装備され、リモートタッチもジョイスティックタイプではなくタッチパッド式へと変更され、更にはナビゲーションディスプレイに直接タッチできる仕様へと変更されています。

ちなみに、ナビゲーションディスプレイはマイチェン前同様に12.3インチを継承。
リモートタッチでは、フリックやピンチイン・ピンチアウト等、須磨0とフォンのような直観的な操作が行えます。
その他、SmartDeviceLink/Apple CarPlay/Android Autoにも対応しています。

こちらはカラーヘッドアップディスプレイですね。
エントリーグレードの「RX300」以外は全て標準装備となっています。

こちらのインテリア情報も見ていきましょう。
セカンドシートにおいては、version Lでは標準装備、F SPORTではメーカオプション扱いとしてセカンドパワーシート(電動リクライニング&電動格納機能付)が設定されています。

その他にも、”RX450hL(7人乗り)/version L”限定ではありますが、リヤシートエンターテイメントシステムも設定可能に。
ラゲージスペースは9.5型のゴルフバッ4個に加え、4:2:4の分割可倒式セカンドシートも採用しています。

そしてこちらが3列シートモデル「RX450hL」専用装備となりますが、前後2ポジションを選べるサードシートレイアウトとなっていて、さらにラゲージスペースは、トノカバーをデッキ床下に収納でき、7人乗車時でも必要十分なスペースを確保しています。

ドライビング・パフォーマンス

こちらはドライビング・パフォーマンス。
新型では、現行モデル同様にハイブリッドモデルの「RX450h/RX450hL」とガソリンモデルの「RX300」の3グレードがラインナップされます。
ちなみに、いずれもガソリンはハイオク仕様となります。

こちらはハイブリッドモデルの「RX450h/RX450hL」。
パワートレインは排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン+電気モータを搭載し、システム総出力は313ps/最大トルク335Nmを発揮します。

こちらはガソリンモデルの「RX300」。
パワートレインは排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は238ps/最大トルク350Nmを発揮します。

その他のパフォーマンスは以下の通り。

・高剛性ボディ:旋回時のボディの変形を最小限にする高剛性な骨格と共に、ボディの断面変形を抑制するレーザースクリューウェルディングを採用。さらにスポット溶接の打点箇所の追加や構造用接着剤の使用部位を広げるなど、ボディ接合部の高剛性化を図りました。RXの優れた操縦安定性と上質な乗り心地を支えています。

・サスペンション:ホイールのハブベアリングに着目し、ベアリングの結合剛性を向上。また、ショックアブソーバーにフリクションコントロールダンパーを採用し、サスペンションのストローク速度が極めて低い時の微振動を抑制。これらが相まって、優れたステアリングレスポンスと手ごたえ感、フラットな乗り心地を実現しています。

・リヤスタビライザー:リヤスタビライザーバー径アップによる剛性向上と中空化による軽量化を両立。旋回時の車体のロールを抑えるとともに、すぐれたステアリングレスポンスを実現しています。

・アクティブコーナリングアシスト[ACA]:ワインディング走行等のシチュエーションで、思い描いたラインを走行できるようにサポートします。コーナリング中に、アクセルを踏み込んだときに発生しやすい車両のアンダーステアを抑制し、すぐれた旋回性能を確保。高い車両安定性を実現します。

F SPORT

続いてはF SPORTグレードを見ていきましょう。
F SPORTグレードでは、フロントのスピンドルグリルがメッシュ(網目)に変化し、ダミーのフロントエアインテークが「NX」と同じデザインとなりましたね。これはちょっと賛否ありそうなデザインですが、個人的にはより引き締まった顔つきになったのではないかと思いますね。

こちらが主なF SPORT装備内容。
F SPORT専用スピンドルグリル(メッシュタイプ/漆黒メッキモール)/F SPORT専用フロントロアバンパー(金属調塗装+漆黒メッキモール)、そして「RX300 F SPORT」専用のリヤロアバンパー(漆黒メッキモール)が設定されています。

タイヤ・アルミホイールは、現行と変わらずの235/55R20 102Vタイヤ&20×8J F SPORT専用アルミホイール(ダークプレミアムメタリック塗装)を装着。
パフォーマンスダンパー(フロント・リヤ)もしっかりと装備されています。

F SPORTのインテリアも充実していますね。
専用のフレアレッドが設定可能であったり、F SPORT専用オーナメントパネル(本アルミ/ミディアムシルバー)やディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)、ディンプル本革シフトノブ、そしてアルミ製スポーツペダル&フットレストが標準装備されています。

こちらは安全装備となるLexus Safety System+。
新型「RX」では、以下の安全装備が標準装備されます。

・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付き衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
・レーントレーシングアシスト[LTA]
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
・オートマチックハイビーム[AHB]
・(付帯機能)先行車発進告知機能[TMN]
・ロードサインアシスト[RSA]

そして今回のマイナーチェンジにより世界初となる安全装備「ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム[AHS]」もメーカオプション扱いにて設定可能となっています。
こちらは、ハイビームの遮光エリアをより細かく制御し、高速回転するブレードミラーにLEDの光を反射させ、その残像効果によって前方を照射する方式となっています。

その他の装備内容としては、”RX450hL/version L”のみ標準装備で、その他はメーカオプション扱いとなるパーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)[PKSB]やパノラミックビューモニター、ブラインドスポットモニター[BSM]、そしてITS Connectもラインナップされています。

ディーラーオプション

続いてはディーラーオプション。
新型「RX」では、F SPORT専用エアロキットパーツセットや、モデリスタ、TRD等もラインナップ。
更にはDMSダイヤルEX Plus[TRD]やコーディネイトクロック(アローヘッド)、バックドアオープニングガード、そしてラゲージデッキボード[モデリスタ]といった全く新しいオプションも取り揃えています。

ボディカラー&ホイールデザイン

続いてはボディカラーとホイールデザインについて。
既に展開されている情報ではありますが、新型「RX」では以下のボディカラーがラインナップされています。

【新型「RX」ボディカラー一覧】
[ベースグレード/version L専用カラー]
・ソニッククォーツ
・ソニックチタニウム
・ブラック
・グラファイトブラックガラスフレーク
・レッドマイカクリスタルシャイン
・アンバークリスタルシャイン
・ディープブルーマイカ
[NEW]アイスエクリュマイカメタリック
[NEW]テレーンカーキマイカメタリック


[F SPORT専用カラー]
・ホワイトノーヴァガラスフレーク
・ブラック
・ソニックチタニウム
・ディープブルーマイカ
・レッドマイカクリスタルシャイン
・グラファイトブラックガラスフレーク
・ヒートブルーコントラストレイヤリング(有料色+162,000円)

またホイールは以下の通り。

・235/65R18タイヤ&アルミホイール(切削光輝)[標準装備:RX450h/RX300]
・235/55R20タイヤ&アルミホイール(切削光輝)[標準装備:RX450hL/version L][メーカオプション:F SPORT/RX450h/RX300]
・235/55R20タイヤ&アルミホイール(ブロンズ・カラード切削光輝)[メーカオプション:RX450hL/version L]
・235/55R20タイヤ&F SPORT専用アルミホイール(ダークプレミアムメタリック塗装)[標準装備:F SPORT]
・235/55R20タイヤ&アルミホイール(ハイパークロームメタリック塗装)[メーカオプション:全車]

インテリアカラー

最後はインテリアカラー。
新型「RX」のインテリアカラーとシート材質は以下の通り。

[RX450hL/RX450h version L/RX300 version L](シート材質:セミアニリン本革)
・ノーブルブラウン
・リッチクリーム
・ブラック
・アイボリー
・オーカー

[RX450h F SPORT/RX300 F SPORT](シート材質:F SPORT専用本革)
・ブラック
・ブラック&アクセントホワイト
・フレアレッド

[RX450h /RX300](シート材質:(メーカオプション)本革)
・ブラック
・アイボリー
・オーカー

[RX450h /RX300](シート材質:ファブリック)
・ブラック
・アイボリー

[オーナメントパネル]
・レーザーカット本杢(ダークグレー)
・縞杢(マットフィニッシュ/ダークブラウン)
・ウォールナット(オープンフィニッシュ/ダークブラウン)
・バンブー(マットフィニッシュ/ナチュラルブラウン)
・F SPORT専用アルミ(ミディアムシルバー)
・3Dフィルム(ブラック)

~新型「RX」のグレード別価格帯のおさらい~

現行モデルとの比較も含め、新型の価格帯は以下の通りとなっています。

【新型「RX」グレード別価格帯一覧(10%税込、但し現行は8%税込)】

[ガソリンモデルRX300]
・ベースグレード(2WD):5,130,000円(現行比+15.8万円)
・ベースグレード(4WD):5,400,000円(現行比+16.8万円)

・F SPORT(2WD):6,020,000円(現行比+21.9万円)
・F SPORT(4WD):6,290,000円(現行比+22.9万円)

・version L(2WD):6,150,000円(現行比+18.9万円)
・version L(4WD):6,420,000円(現行比+19.9万円)


[ハイブリッドモデルRX450h]
・ベースグレード(2WD):6,270,000円(現行比+22.3万円)
・ベースグレード(4WD):6,540,000円(現行比+23.3万円)

・F SPORT(2WD):7,470,000円(現行比+29.4万円)
・F SPORT(4WD):7,730,000円(現行比+29.4万円)

・version L(2WD):7,290,000円(現行比+25.4万円)
・version L(4WD):7,560,000円(現行比+26.4万円)

・3列シートタイプ「RX450hL」(AWDのみ):7,960,000円(現行比+27万円)

とりあえず全体的に一律で値上げしてることはもちろん、最低でも約16万円の値上げ、ハイブリッドモデルのF SPORTに関しては約30万円も値上げすることになりますね…これはかなりの痛手となりそう。

価格アップの要因としては、デザイン性やインテリアの質感向上、安全装備の追加等があるため、このあたりの向上によって価格アップするのは必然的ではありますね(具体的な変更ポイントは、以下の関連記事を参考ください)。

っというか、遂に「RX」も500万円台からのスタートになるということで、より一層購入層のハードルを上げることになっています。
消費税が10%にアップすることを考えると致し方ないことではありますが、それでも400万円台からスタートするのと、500万円台からスタートするのとではイメージも大きく異なるので、レクサスとしてももう少し価格帯については頑張ってほしかったところです。

【マイナーチェンジ版・レクサス新型「RX」のプレカタログを公開!】

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