トヨタ「ハイエース」ベースの新型・高級ミニバン「マジェスティ」が突如として世界初公開!「アルファード」よりもお手頃ながらも究極のおもてなしを実現する究極モデル

2020-05-27

~いきなりトヨタから新型高級ミニバン「マジェスティ」を発表~

以前より大きな噂となっているトヨタ・新型「ハイエース」をベースにした新型・高級商用ミニバン「グランビア(日本名:グランドハイエース)」ですが、今回トヨタのタイ法人ブランドが、8月16日よりバンコク国際貿易展示センターにて開催中のバンコクインターナショナルグランドモーターセール2019で、「ハイエース」を超える高級ミニバンモデルとなる新型「マジェスティ(Toyota Majesty)」を世界初公開しました。

新型「マジェスティ」は、トヨタが販売していた「ハイエース」の高級モデルとなる「ベンチュリ―」の後継モデルではありながらも、製品的には大きく異なり、「ベンチュリ―」を圧倒的に超えた品質と、これまでにない充実した装備内容、そして高級且つエレガントさを追加することでタイ市場では中々売れることの無かった「アルファード」よりもお手軽ながらも高級感をしっかりと持たせた究極のラグジュアリーミニバンとなります。

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~一体どのような装備があるのか見てみよう~

具体的な装備内容としては、2列目には電動マッサージを備える快適性を高めたスイートキャプテンシートが装備され、乗降りのしやすいスライドドアや、エンジンが掛けやすいプッシュエンジンスタート、USBポート(7口)、サンシェード、読書灯、そして”究極の平和と静寂”をモチーフにしたセミボンネットスタイルを採用することで、あらゆる道路状況においても不快な振動等を全て減衰し、更には新開発のリングフレーム構造とフロントサスペンションのマクファーソンストラット、4リンクス・サスペンションシステムをインストールすることで、充実した足回りと快適な室内を提供します。

~安全装備はグレードによって大きく異なる模様~

安全装備もトヨタの最先端且つ世界クラスのアクティブセーフティシステムを提供するそうで、Toyota Safety Sense(9つのエアバッグ/ブラインドスポットモニター/リヤクロストラフィックアラート/パノラマビューモニター)を標準装備します。

そしてトップグレードとなる「マジェスティ・グランデ(Majesty Grande)」には、更に追加でプリコリジョンシステムやレーンキープアラート、オートハイビーム、ダイナミックレーダークルーズコントロールも追加装備されます。

~パワートレインは「ハイエース」ベースのディーゼルターボ~

エンジンについても、バイオディーゼル燃料を約20%混合しているB20型となる排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力163hp/3,600rpm、最大トルク420Nm/1,600~2,200rpmのトルクモリモリな走りを提供します。
トランスミッションは6速ATのみがラインナップされます。

なお、今回新型「マジェスティ」が発表された理由としては、タイ市場では高級バンの需要が年々高まってきており、特にビジネスシーンにて多いに活用される車であると位置づけられていながらも、日常生活にも役立ち、ファミリー層にも十分に適したオールラウンダーなラグジュアリーミニバンとして立ち位置を獲得するためと言われています。

先述にもある通り、タイ市場では「アルファード」もラインナップされているものの、その高額すぎる価格帯について顧客も大きく不満を持っているそうで、「アルファード」よりも安価でありながらも高級感と充実したインテリアを提供できる中間的なミニバンを投入する目的で、今回このモデルが発表されたとのことです。

気になるボディカラーについては、「ホワイトパール」と「ブラックマイカ」の2種類のみ、目標月販は「300台/月」、そして気になるグレード別の価格帯は以下の通りとなっています。

【新型「マジェスティ」グレード別価格帯】

・エントリーグレード:約589万円(2,199,000バーツ)
・プレミアムグレード:約655万円(1,899,000バーツ)
・グランデグレード:約758万円(1,709,000バーツ)

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Reference:Bangkokpost.com