衝撃映像注意!ロシアにてトヨタRAV4が走行中に2度も落雷を受ける大事故に。そもそも落雷による車両への影響は?
これだけの衝撃を受けながらも乗員は無傷だったようだ
ロシア・ノボシビルスクにて、トヨタRAV4が公道を走行していたところ突如としてこの車両に落雷が発生。
しかも動画にて確認してみると、2連続で落雷を受けているようですが、この動画を提供したViraHogの情報によると、車内に乗っていたドライバーや乗員には一切ケガは無かったとのこと。
但し落雷が発生した瞬間は、車内が一瞬で閃光に包まれてしまったため、その光の影響により視界が定まらなかった上に、左リアガラスが完全粉砕。
更には、落雷を受けたルーフからそのままボディパネルに向けて雷が流れおち、地面を伝っていった際に、その金属パネルに大きな傷が付いてしまったとのこと。
そもそも車両に雷が落ちても大丈夫なの?
これだけの落雷でありながら、乗員にダメージが無かったことは奇跡的なことだと思いますが、そもそも車両に落雷が発生しても問題・影響はないのかが気になるところ。
実際にこの試験を日本自動車連盟(JAF)が人工的に車両へと雷を落としたテストを行ったところ、以下のような結果から影響はないと説明しています。
クルマに落ちた雷はボディなどの金属部を通り、タイヤを伝い地面に流れます。クルマのような金属の枠の中には電気は入り込まないので、人に対しては車内では落雷の影響はないようです。
実際に車内に乗り込み、落雷を体験してみたところ、雷が落ちると周囲が青白く光るが、外から見ているのとは違って落雷の音は小さく、もちろんビリビリと感電するようなこともありませんでした。
via:https://jafevent.jp/
その一方で車両に落雷が発生した場合、車内の電子機器は問題ないのか?という疑問については、エンジンが停止したり、電子機器に大きなダメージを受けるといったことは無いそうですが、今回ロシアで発生した落雷を見てみると、一概に「絶対大丈夫」とは言えなさそうですね。
雷の凄まじい電圧がクルマに落ちたら、乗員は大丈夫なようですが、クルマの電子機器は壊れてしまわないでしょうか?
そこで、ETCのアンテナやカーナビのGPSアンテナの近くに人工雷を落として影響を調べました。
エンジンをかけ、エアコンやカーナビ、ETCは全て作動させた状態で数十回落雷させた結果、エンジンが止まったり、電子機器もダメージを受けたりすることはなかった。
メーターの照明が一瞬消えた後再点灯することが数度あり、またETCが通電しなくなるというケースは発生したが、クルマが走行不能になったり、全ての電装品が使えなくなったりすることはなかった。
ただし落雷がETCに影響することがあった為、落雷の中を走った後にETCゲートを通る時は注意が必要です。
【Lightning Tags Car Twice || ViralHog】
ハプニング関連記事
Reference:JAF