トヨタ・新型「ハイエース・コミューター」が大人気!乗車定員17名のデカ過ぎるワンボックスカーながらも納期半年以上

2020-05-27

~日本に留まらず海外でも「ハイエース」はとにかく大人気!~

2019年3月末に開催したタイ・バンコクモーターショー2019にて、トヨタの新型ワンボックスモデル「ハイエース・コミューター(Hiace Commuter)」がデビューし、第6世代モデルとして2019年1月にフィリピンにて最初に発売スタートしましたが、何とフィリピン市場では高い人気を得ているとのことから既に納期半年待ちになっているとのこと。


~観光客の増加により、大型車両の需要も年々高まっている模様~

フィリピン市場では、海外からの観光客の増加に備えて観光用ミニバスや乗り合いバスの需要が大幅に増加しているとのことで、その経済効果への貢献・一助となるため、ニーズに応えた大型モデルとなるのが今回の新型「ハイエース・コミューター」。

また新型「ハイエース」では、ノーマル/スタンダードルーフ/ロング/ハイルーフボディを製造しますが、今回高い人気を得ている乗合バス用途の「コミューター」においては、クラス最大の乗車人数17名を設定した超大型ワンボックスモデルとなります。

「ハイエース」といえば、フロントボンネットが張り出していないキャブオーバー式が一般的でしたが、海外仕様では事故衝突時の安全性を考慮してボンネットが張り出したセミキャブオーバー式を採用しており、加えて専用プラットフォームをベースに快適性や安全性の大幅な向上と、日常生活とビジネスにて積極的に活用できるように品質と耐久性が改良・向上されているとのこと。

車体サイズとしては、全長5,915mm(先代比+535mm)×全幅1,950mm(先代比+70mm)×全高2,280mm(先代比-5mm)、ホイールベース3,860mm(先代比+750mm)とかなり大型となります。

パワートレインは、排気量2.8L 直列4気筒GDディーゼルエンジン(最高出力176ps/最大トルク420Nm(6速MT/6速AT))、上位グレードには排気量3.5L 7GRV型6気筒エンジンがラインナップされます。

なお、バンコクモーターショーにて出展されたモデルは、何とも不思議なことにフロントウィンドウが完全ブラックアウトされています。

これは余談ですが、バンコクモーターショーでは規定により定員12名までの車両しか展示できないという厳しい規定が設けられているようで、それを超える車両については、別のイベントにて展示することが必須になるそうです。

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