【アップデート】トヨタのホワイトパール塗装剥がれはアルファード/ヴェルファイア/ハイエース/ウィッシュ他だけではない?!ノアの塗装剥がれに対するトヨタディーラーの対応が話題に
トヨタのホワイトパール塗装剥がれはほぼ解決の方向に進んでいたはずだが…?
以前より何度も問題視されてきたトヨタ・2010年式付近のボディカラー・ホワイトパールクリスタルシャインの塗装剥がれについて。
これまで詳細な原因については明らかになっていないものの、当時のボディカラーの保証として3年間は無償にて再塗装等の対応を行ってくれるのですが、特定の車両やディーラによっては保証期間が過ぎても無償で対応してくれるところとそうでないところ、更にはお金を払っても対応してくれないところがあったそうで、しかしトヨタが”リコールではないものの”対象となるモデルを全て無料修理対応することで無事終息。
対象モデルとしてはアルファード/ヴェルファイア/ハイエース/レジアスエース/iQ/カローラルミオン/オーリス/ウィッシュとなり、これらの対象モデルの無償対応について、トヨタは以下のような説明をしています。
一部の車種・生産期間のホワイトパールクリスタルシャイン色の車両において、塗膜を構成する中塗り塗料の濃度(顔料の量)が低く、膜厚が薄い場合、長期間にわたる太陽光と雨水の影響で、電着塗膜と中塗り塗膜の密着性が低下し、外的負荷(洗車機など)により塗膜が剥がれることがあります。
当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。
※当該現象は、ボデーパネルが対象で、外装部品(パンパー、ドアミラーなど)は対象外です。
【従来の保証期間】新車を登録した日から3年以内
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【無料修理対応期間】新車を登録した日から10年以内。但し、2020年12月末までは、10年超過車も保証します。
対象モデル以外でも多数発生しているトヨタのホワイトパール塗装剥がれ
これでようやく話も落ち着いたかと思いきや、どうやら上記対象外のモデルについても、ホワイパールクリスタルシャインの塗装剥がれが発生しているそうで、これに関するトヨタディーラーの対応がちょっとした話題に。
ちなみに、その気になる車種というのがミニバンモデルのノアで、具体的な年式やグレードは不明ではあるものの、中古モデルにて購入した個体とのこと。
一体どのような対応だったのか、早速チェックしていきましょう。
トヨタディーラは一度、塗装剥がれの修理が可能であると回答
ネッツトヨタ長泉であきらかに、はがれ方がおかしいと苦情をいうと、写真とかとって検討します。回答が全額は無理ですが、8割、9割のトヨタ負担で修理します。ただメンテナンスノートの保証継承されてるのが条件とか。中古で初めからメンテナンスノートありませんというと、直せません。 https://t.co/U1AoxWWSI9
— ひろ (@LCBpVRaSGFe9Ffb) September 6, 2019
今回の塗装剥がれの件でトヨタディーラーに問い合わせたツイッターユーザーのツイート内容を見ていくと、今回の対象外となっているノアについて問い合わせを行ったところ、「全額負担は不可能であるものの、8~9割トヨタ負担で修理するが、メンテナンスノートの保証継承をされていることが条件」と示しています。
これについて、保証継承に関するメンテナンスノートは無いとのことから、修理は完全に断られたそうです。
メーカとしては修理できないと拒否。なぜディーラが修理できると判断したのか疑問に思っている模様
トヨタ販売店なのに、トヨタに言ってくださいと言うので、トヨタお客様センターに電話すると、塗装はがれの原因等を確認するわけでなく、対象外なので、有償の修理になります。
販売店がなんで修理するといったのかわかりませんの販売店判断を全否定!電話前メールでの回答は、販売店に相談でした。— ひろ (@LCBpVRaSGFe9Ffb) September 6, 2019
その後、トヨタ販売店ではなく、トヨタメーカへと連絡する必要があるとのことで、実際にお客様相談センターに連絡してみると、原因究明することなく保証外なので「有償」であると回答した模様。
この時点で、ノアの年式がどれくらいなのかが明らかになっていないので何とも言えないのですが、その後に「販売店がどうして保証継承アリで8~9割負担で修理すると回答したかはわからない」と全否定したそうですね。
販売店に相談してくださいと回答送っておいて、販売店の判断は全否定。あげく、修理しますとなんでいったのか説明させます。だから販売店に電話してくださいと言われました。
— ひろ (@LCBpVRaSGFe9Ffb) September 6, 2019
あげく、客に販売店に電話してくださいとか言って、修理の判断が間違いですから修理はしません。なんで修理すると言ったか説明させます。ほんと意味がわからんらん
— ひろ (@LCBpVRaSGFe9Ffb) September 6, 2019
上の通り、ディーラ側の判断ミスで結果的に「修理しない」と回答しているわけですが、どうして「修理する」と回答してしまったのはか確かに謎ではありますね。
トヨタとしては、この問題を受け付けるとなると、2010年付近のノアに限らず、ヴォクシー/プリウスといった”ホワイトパールを使用したモデル”全てが対象となる恐れがあるとして、そうなると無償対象の負担はとんでもないものになるわけですから、もしかしたらどこかで歯止めを効かせる必要があったのかもしれません。
いずれにしても、この問題はこのツイッターユーザーに限らず、別のユーザーでも同様の問題で悩んでいる方が多数いらっしゃるかもしれませんね。