フルモデルチェンジ版・トヨタ新型「(300系)ランドクルーザー」について報道されている情報をまとめてみた!外観やダウンサイジングターボエンジン、そして命名法まで

2020-05-27

~これまで浮上してきた次期「(300系)ランドクルーザー」の情報についてまとめてみた~

これまでトヨタのフルモデルチェンジ版・新型「(300系)ランドクルーザー(Toyota Land Cruiser)」について、様々な情報や噂(報道)を公開してきましたが、今後更に情報が増えてくることは間違いないので、この辺りで一度内容をまとめたいと思います。

ちなみにアメリカ市場においては、現行の「(200系)ランドクルーザー」をもって2022年以降に販売終了するかもしれないという情報も入ってきていますが、日本国内にて販売されるであろう次期「ランクル」が200系→300系に変更されるのではなく、まさかの30系に変更されるかもしれないとの噂も浮上しています。

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これは自動車情報誌マガジンXが公開している情報なのですが、その内容を参考にさせていただくと、トヨタが採用する次世代プラットフォームTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を搭載することをきっかけに、車両の型式も見直していくとの考えがあるそうで、1998年のモデルチェンジより100系を名乗ってから200系にアップデートされ、次のフルモデルチェンジでは300系を名乗る流れになっていたものの、どうやらこの数字が3ケタから2ケタ化(トヨタ・現行「クラウン」であれば、S220系→SH20系)へと変更されるかもしれないとのこと。

もちろん、このタイミングで「ランクル30」と名乗っても「えっ?ランクル70とかランクル40よりも低い数値になるの?」という疑問も残りますし(確かに20系と40系は過去に発売されたものの、30系のランクルはラインナップされていない)、仮にも「ランクル30」と名乗ったとしても、次のフルモデルチェンジの際には「ランクル40」と命名されるわけで、そうなる1960年代に登場した40系とカブってしまうのでとにかくややこしくなります。

こうした様々な問題が重なってくることから、トヨタ社内の開発チームより「ランクルに関しては特例を認めて欲しい」という依頼があるそうで、現在2ケタ化されているトヨタのラインナップモデルのなかで、「ランドクルーザー」だけは3ケタを継続するという流れを作ろうとしているとのことです。


~次期「(300系)ランドクルーザー」の販売時期も明確になっている模様~

続いて販売時期についてですが、自動車情報誌ベストカーの情報によると、次期「ランドクルーザー」は2020年秋頃に登場することに「決まった」ようで、既に各部の造形については金型の発注や樹脂パーツ成形の最終仕様もほぼほぼ決まっているとのこと。

フロントエンドの形状については、現行の200系と概ね同じでありながら、フロントのヘキサゴン形状のようなグリル内については、上のリークされたレンダリング画像にもある通り更に太い3本の大きなメッキ仕上げとなるフラットバーが設けられています。

加えてフロントヘッドライトについては、レクサス「LX」をモチーフにしたかのような三眼LEDヘッドライトに加え、逆L字のシームレスなデイタイムランニングライト(DRL)が採用されるとのこと(つまりDRLはLXを反転させた感じ)。

気になるウィンカーについては記載されていなかったものの、トヨタの主要モデルともいえる「C-HR/ハリアー」が流れるタイプのシーケンシャルウィンカーを採用している以上は、必然的にフラッグシップモデルもシーケンシャルを採用してくるのではないかと考えるも、しかし新型「RAV4」ではまさかの豆球の点滅だったので、この辺りは何とも言えないのが正直なところですね。

リヤデザインはこんな感じ。
リヤテールランプは縦長ではなくワイドな横長となり、リヤウィンカーらしきところはL字形状のハウジングが設けられると思われ、この部分が流れるウィンカーになるのではないかと推測しています。

ただ思いのほかリヤエンドはあっさりしていて、ルーフスポイラーもそこまで主張してくるわけでもなく、ダイナミックなフロントデザインに比べるとちょっと味気ないかな?と思う部分はあるかもしれませんね。

~エンジンは遂に新開発のダウンサイジングターボとハイブリッドを採用か~

一方で気になるパワートレインについてですが、これは以前からも噂されている通り、V型8気筒エンジンからダウンサイジングしての排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドシステムが採用される予定となっていますが、エンジンスペックについては、レクサス「LS500h」のV6エンジンにターボを組合わせた流用ではなく、新型「ランクル」用の新開発エンジンとなる模様。

これによるとシステム総出力は400ps以上/最大トルクも500Nm~600Nmを発揮するとのことで、現行「(200系)ランクル」やレクサス「LX570」をも圧倒するスペックを誇り、更には排出ガスも抑えられ、実燃費性能も10km/L以上の低燃費を実現する一台になることが予想されています。

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