オフロードSUVの頂点・ハマー(Hummer)から遂にピュアEVのハイパワーSUVが登場する?2021年より徐々に生産を進めていく予定
~あのハマーが本当にフルエレクトリックモデルとして復活するかもしれない~
現在の大人気オフロードSUVモデルといえば、メルセデスベンツ「Gクラス」やスズキ新型「ジムニー/ジムニー・シエラ」、トヨタ「ランドクルーザー/レクサスLX570」等が挙げられますが、これらのモデルよりも更にダイナミックで大排気量エンジンを搭載するGM・ハマーブランドがオフロードSUVの頂点でした。
そんなハマーブランドは10年以上機能しておらず、これといったモデルも販売していませんでしたが、遂にこのブランドが復活すると同時に、排ガス規制をも簡単にクリアしてしまうフルエレクトリック(ピュアEV)SUVモデルとして復活するとの情報が入ってきています。
~莫大なる設備投資によりスケジュールも本格化している模様~
ロイター通信の情報によると、GMは2021年末にデトロイト・ハムトラムク工場にある生産ラインをフルエレクトリック仕様のハマーモデル専用ラインとしてオーバーホールする計画があるとのこと。
またこのモデルには、「BT1エレクトリックトラック/SUVプロジェクト」という名称が付けられていて、4年間で新たな設備投資として使用される約77億ドルの内30億ドルが使用され、GMとアメリカ自動車労働者組合との労働契約に当たる新設工場のための資金としても活用されることが決定しています。
またこれもロイター通信の情報によるものですが、どうやら新たに登場する予定の「BT1エレクトリックトラック/SUVプロジェクト」は、2021年初め頃に徐々に少量生産にて進めていく予定で、2023年には量産モデルとして本格的に市販化を進めていく計画があるそうです。
ちなみに電動SUVモデルの市販化といえば、2023年にはキャデラックからも同じ形態のSUVが市販化される計画があるそうですが、もしかするとハマーブランドから発表されるSUVモデルのプラットフォームが共有されるかもしれず、電動モータやバッテリも同サプライヤのものが流用されるかもしれませんね。
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Reference:Reuters