本当に発表されたんだ!トヨタ新型「ヤリスLクロスオーバー」が発売スタート!エンジンは1.5Lのみ、価格は約119万円から
~まさかの本当にクロスオーバーモデルが登場するとは…~
トヨタは先日、フルモデルチェンジ版・新型「ヤリス(旧ヴィッツ)」を世界初公開し、2020年2月中旬頃を目標に発売スタートすることを発表しましたが、その一方で新型「ヤリス」をモチーフにしたロングホイールベース仕様で、更にはクロスオーバーテイストに仕上げた「ヤリスLクロスオーバー(Toyota Yaris L Crossover)」が中国市場にて発売スタートしました。
新型「ヤリス」のクロスオーバー仕様については、発売前から既に噂されていましたが、まさか本当に市販化してくるとは思いませんでした…しかも中国市場専売モデルということで、日本での市販化は無いと思いますが、新たに日本仕様として発売する可能性も十分にあると思われます。
~中国市場のトレンドでもあるロングホイールベース仕様でクロスオーバー市場に殴り込み~
今回中国市場にて発売された新型「ヤリスLクロスオーバー」ですが、詳細となるスペックなどは明確になっていないものの、新型「ヤリス」よりもホイールベースを延長することで、後席足元のスペースを確保し、更にはスタイリングもより大型化したクロスオーバーを採用。
これにより、室内空間の圧迫感を無くし、快適性を向上させているとのこと。
また外観についても、フェンダーモールやサイドスカート、フロント・リヤロアバンパーにブラックのプロテクタパーツを装着することで、オフロード走行した際にプロテクターパーツにキズがついてもすぐに取替えができる仕組みとなっています。
デザイン性については、新型「ヤリス」に比べて大分トーンダウンしているようにも見えますが、トヨタ本来のキーンルックデザインは上手く踏襲されていますし、従来「ヤリス」とのデザインの差別化も大きく図られているように感じます。
ちなみに、左側が中国専売モデルとなる「ヤリスLクロスオーバー」で、右側が今回のフルモデルチェンジ版となりベースとなっている新型「ヤリス」。
こうしてみると、フロントグリルのデザインやヘッドライトのデザインが意外にも大きく異なっていますね。
~期待されていた電動パーキングブレーキは?~
続いては「ヤリスLクロスオーバー」のインテリア。
欧州仕様の新型「ヤリス」とは異なり、センターコンソールのシフトノブはシフトブーツが採用されず、更には電子パーキングブレーキも設定されていませんね(ハンド式のサイドブレーキ)。
ディスプレイオーディオは標準装備で、ナビゲーションシステムは搭載されておらず、スマートフォンとの連携により利用可能に。この辺りの不便さは変わらずですね。
ステアリング周りはこんな感じ。
かなりチープ感があり、メータ類も古さを残すアナログ式となっています。
その代り室内の開放感をしっかりと演出するためにサンルーフはオプションにて設定可能になっているそうです。
なお気になるパワートレインは、排気量1.5Lエンジンの1種類のみ。
詳細となるスペックなどは明らかにされていませんが、既にグレード別の価格帯は以下の明らかになっています。
・1.5Lベースグレード[MT]:約119万円
・1.5Lベースグレード[CVT]:約136万円
・1.5Lデラックスエディション[CVT]:約141万円
・1.5Lテクノロジーエディション[CVT]:約155万円
・1.5Lプレミアムエディション[CVT]:約159万円・1.5L Xグレード[CVT]:約134万円
・1.5L Xデラックスエディション[CVT]:約144万円
・1.5Lプレミアムエディション[CVT]:約159万円
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Reference:autohome