ダイハツから新たなコンパクトセダンが登場する模様。2017年に登場した「DN F-SEDAN」がベースでハイブリッドシステムを搭載か?

2020-05-27

~マレーシアにてダイハツの新型セダンが登場する?!~

マレーシア市場において、政府が正式にコンサルティング会社であるドリームエッジ(DreamEDGE)をNew Domestic Vehicles Program(NNCP)のリーディングカンパニーに任命したとして、ここにダイハツが全面的に技術サポートを提供するとのことから、全く新しいCセグメントセダンを販売することが明らかとなりました。

まだ具体的にはどのような名称となり、どのようなデザインで発表・発売されるかは明確になっていないものの、先述の通りCセグメントセダンを2021年3月頃を目標することが明らかとなっています。

パワートレインについては、電気自動車を採用することはなく、しかし排ガス規制の絡みからハイブリッドシステムとなることが濃厚だそうで、これに加えてモデルベースもダイハツが2017年にインドネシアモーターショーにて発表した「DN F-SEDAN」が登場するのではないか?と噂されています。


~ところで「DN F-SEDAN」って何?~

「DN F-SEDAN」は、アストラ・ダイハツモーターとダイハツが共同にて開発した近未来型のコンパクトセダンで、クーペ風のシルエットを持つのスタイリングがポイントとなり、エントリーモデルとなる「アイラ(AYLA)」よりも若干上位に位置するモデルとなるそうです。

スタイリングとしては、どちらかというトヨタ「プリウス」のような5ドアハッチバックの方がイメージが強いかと思いますが、それでもこのモデルをセダンとして扱うのには理由があるそうで、当時このモデルがインドネシアにて発表された際には、ハッチバックよりもフォーマルな存在として扱われることが多く、それでいて現地の関税率ではハッチバックが10%、セダンが30%と分けられていて、それだけセダンの立ち位置が大きく上にあることから、ダイハツとしてもセダンモデルとして発表したかったのかもしれないと言われています。

もちろん、そういった事情はマレーシアでは特に関係はないので気にするべきポイントではないのですが、ダイハツの技術サポートを受けてのCセグメントセダンである以上かなり期待できるところではありますし、もしかしたらDNGAプラットフォームを採用する新世代セダンとなる可能性もあるわけですから、このあたりはしっかりと注目していきたいところだと思います。

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Reference:KEYAUTO.MY