【見た目フェラーリ?】排気量9.5リッターV12エンジンを搭載するファクトリーファイブ「F9R」が世界初公開。車体重量は僅か1,088kgのライトウェイトスポーツだ【動画有】

2020-05-27

~アメリカからまたもやとんでもないスーパースポーツが登場~

先月開催のSEMAショー2019にも出展した、アメリカ・マサチューセッツ州に拠点を置くファクトリーファイブレーシングが、この度新たなライトウェイトスーパースポーツモデル・新型「F9R(Factory Five Racing F9R)」を世界初公開しました。

パッと見ではフェラーリ「SF90ストラダーレ」っぽくも見える「F9R(よくよく見てみたら名前もSF90っぽい…)」ですが、2000年代中ごろからのGTMにとって代わる新しいスーパーカーのプロトタイプシャシーをベースにした個体だそうで、パワートレインには排気量9.5L V型12気筒自然吸気エンジンという排ガス規制完全無視の大排気量エンジンを搭載し、最高出力750hp/最大トルク949Nmを発揮します(大排気量エンジン以外にも、小型ブロックフォードクレートエンジンや、モジュラーフォードエンジンと言った様々なエンジンも搭載可能になっているとのこと)。


~見れば見る程アメ車とフェラーリが織り交ざった個性的なデザイン~

新型「F9R」は、フルカーボンファイバ複合材料にて作られているとのことで、その車体重量も僅か1,088kgと軽自動車並みに超軽量級。

外観としても、巨大なリヤウィングやフロントスプリッター、リヤディフューザー、そしてセンター4本出しとなるクワッドエキゾーストシステムをインストールした、シボレー「コルベットC7」っぽいゴリゴリのアメ車モデルとなりますね。

リヤハッチのルーバーも中々に色気がありますが、後方視認性は絶望的。

全長は明らかにされていませんが、ホイールベースは2,640mmで全幅は1,980mm、そして車高は1,160mmととにかくワイド&ロー。
見れば見る程にフェラーリ感は半端無いですが、こうしたモデルがアメリカから発表されるというのもちょっと新鮮ではありますね。

なお「F9R」は、2020年後半もしくは2021年の春頃に生産スタートする予定となっています。
価格帯等については明らかにされていませんが、サリーン「S7」等に近い価格帯になるとのことから、もしかすると1億円以上になる可能性も十分に考えられそうです。

【F9R Concept Supercar Preview】

☆★☆スーパーカー関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:motor1.com