「退職金でブガッティ」を選んだ日本人男性の物語。25年以上経って3,980万円 → 2億円に高騰しても売らない理由とは

25年以上経過した今でも所有し乗り続けている男性は彼だけかもしれない

インターネットメディアサイトGQにて、1991年にブガッティ・アウトモビリSpAが発売・製造したスーパースポーツモデルEB110を新車購入し、25年以上経過した今でも所有し続ける日本人男性がピックアップされています。

その男性は植竹安維 氏という方で、巨大な富を気付いた経営者もしくは投資家かと思いきや、大学卒業後に定年まで市役所に務めていたサラリーマンであるということ。

GQに記載されている内容によれば、植竹 氏が退職金で購入したものだそうで、この個体を購入するまでには、そもそも退職金をどういう風に使用すべきかわからず、家族と相談した結果「自分の使いたいように使った方が良い」という後押しがあってスーパーカーを購入することになったそうです。


EB110の購入のきっかけは”限定且つ日本最後の新車”だったから~

そこで、スーパーカーの王道ともいうべきフェラーリやランボルギーニ、アストンマーティンといった様々な有名ディーラに足を運んだものの、どれもピンと来るものが無かったそうですが、たまたま立ち寄ったアルピナ青山ショールームに、何とブガッティEB110が特別に展示されていたのだそう。

しかも日本に正規輸入されたのは僅か8台のみ、そこに展示されていたのは8台目となる最後のEB110だったとか。

植竹 氏は、限定モノや”最後の…”といった言葉に非常に弱いそうで、妻の精いっぱいの値引き交渉や後押しの影響もあり、当時3,980万円と非常に高額ではありましたが、妻から借りた分も含めて見事EB110を購入することに。

やはり最も長く大事にEB110を乗り続けているオーナーは彼だけではなかろうか?

EB110は、車名にもなっているエットーレ・ブガッティの誕生から110周年を記念する特別なスーパースポーツでもありますし、ブガッティといえば元ZOZOTOWN CEOである前澤友作 氏や、芝浦グループホールディングス元CEOの故 新地哲己氏、そして善都・ZENT CEOの都筑善雄 氏が所有する億越えのヴェイロン(Veyron)/シロン(Chiron)が誕生するきっかけにもなった、オリジンモデルと言っても過言ではありません。

ちなみに先述の通り、ブガッティEB110は当時の新車販売価格が約3,980万円と非常に高額ではありましたが、そのプレミア価値は今現在も高騰しており、中古車市場への転売やオークションにて出品される際には最低でも2億円を超えることがほとんど。

なかには約2.5億円ほどにて販売されたこともあったわけですから、植竹 氏がいずれ免許を返納し、このモデルとお別れをするときが来たとき、とんでもない価格にて取引されるのではないかと思いますね(なお植竹 氏はEB110を売却する意思は全く無く、息子の代まで引き継ぎたいとのこと)。

ちなみに、EB110を所有するオーナーのほとんどが投機・転売目的と言われていますが、ここまで長く大事に乗り続けるオーナーは植竹 氏だけでしょう。

そしてこれは余談ですが、日本国内にあるワンオーナーのEB110は、植竹 氏だけとのことです。

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Reference:GQ①,GQ②