遂に来た!フェラーリ公式にて初のSUVモデルを2021年、「ラ・フェラーリ」の後継モデルを2022年以降に発表する模様

2020-05-27

~フェラーリ初のSUVモデルは我々の想像を大きく上回る内容になるかもしれない~

フェラーリといえば、2019年は「F8トリブート/812GTS/F8スパイダー/SF90ストラダーレ/ローマ」といった5車種を一挙に発表し、2020年は発表する台数を少なくし、2019年に登場したモデルの侵透化を図る計画を進めています。

そしてつい先日、海外の自動車ニュースサイト・オートエクスプレスが、フェラーリに直接インタビューを行ったところ、2021年にフェラーリ初となるハイパフォーマンスSUV(正式にはFUV(フェラーリ・ユーティリティ・ビークル))「(仮)プロサングエ」を2021年に、「ラ・フェラーリ」の後継モデルを2022年以降に発表することが明らかとなりました。


~まさかのノンハイブリッド?最も力を入れる市場は中国の可能性も~

フェラーリCEOであるルイス・カミッレーリ氏によると、非常にフレキシブル性の高い全く新しいプラットフォームが採用される予定とのことで、現在噂の絶えないV型6気筒エンジンから、主力となるV型8気筒エンジン、そしてフラッグシップモデルにも採用V型12気筒エンジンといったさまざまなエンジンを搭載することも可能であり、ここに更にPHV(プラグインハイブリッド)の設定も可能になるとのこと。

社内ではコードネームとして「175」と呼ばれているそうですが、今のところ噂では電動化を一切使用しない排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンが搭載されるのでは?とのことで、PHV用のバッテリと組み合わせることで車体重量が一気に重くなり、フェラーリ本来の高いパフォーマンスを発揮できない恐れもあることから、内燃機関オンリーになるというのもある意味納得はするところ。

あとはどういった市場をターゲットにするか?というところですが、これまで通り欧州市場やアメリカ市場、日本市場はもちろんですが、新型FUVはラグジュアリーモデルを非常に好む中国市場にも注力していく可能性も十分に有ると思いますね(恐らくアストンマーティン「DBX」やランボルギーニ「ウルス」、メルセデスベンツ「マイバッハGLS」が競合)。

~「ラ・フェラーリ」の後継はまだまだわからないことばかり~

一方で「ラ・フェラーリ」の後継モデルについてですが、これは2022年以降にリリースする予定だそうで、既に開発も進めているとのこと(フェラーリのチーフマーケティングオフィサーであるエンリコ・ガリエラ氏談より)。

パフォーマンスについては未だ明らかになっていませんが、「ラ・フェラーリ」のV12エンジン+HY-KERSシステムを組合わせたハイブリッドの上位版や、「SF90ストラダーレ」同様のV型8気筒ツインターボエンジン+電気モータを組合わせたPHVも有りえる?といった様々な噂があるようですね。

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Reference:motor1.com