これは一体?フェラーリのレーシングモデルベースの公道仕様と思われる開発車両が登場。「488チャレンジEvo」派生モデルの可能性も?

2020-05-27

~明らかにレーシングモデルを公道仕様に改造した開発車両が登場~

フェラーリは先日、全く新しい2+2のフロントエンジンマウントGTモデルとなる新型「ローマ」を発表したばかりですが、今度はイタリア・マラネロにて、いかにも過激なリヤミドシップスーパースポーツと思わせる開発車両が目撃されています。

今回目撃されている個体ですが、2019年3月に登場したワンオフレーシングモデル「P80/C」や10月に発表された「488チャレンジEvo/488GT3Evo」等から派生するような公道仕様に改造されたモデルだと思われ、ボディ全体にはカモフラージュラッピングが施されているものの、そのアグレッシブなスタイリングは全く包み隠すことができておらず、完全にエクストリームなスタイリングを想像させてくれるデザインであることがわかります。


~「488チャレンジEvo/488GT3Evo」等がベースであれば、超限定モデルであることは確実~

ちなみにフェラーリは、2019年に5台(「F8トリブート/SF90ストラダーレ/812GTS/F8スパイダー/ローマ」)もの新型車両を発表し、2022年末までには10台もの新型車を発表する一方、2020年は少し新型車の発表を抑え、2019年に登場したモデルの浸透化を図る計画を考えていますが、今回目撃されている開発車両は、おそらく2020年に発表されるハードコアモデル(もしくはスペチアーレ?)の一つだと予想されています。

気になるそのスタイリングを見ていくと、エンジンは確実にリヤミドシップ(恐らく排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンだと推測)で、サイドミラー下にはエンドプレートを備える小さなウィング、そしてカーボンファイバ製と思われる超強大なリヤウィング、過激なエアロパッケージが装着され、徹底的に空力特性に特化したボディであることがイメージできますね。

販売台数や詳細となる時期はまだまだ不明ではあるものの、購入できるユーザーはVIP顧客に限定されると思いますし、価格帯も5,000万円以上の高額モデルになるのではないかと考えられます。

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Reference:motor1.com