日産のホワイトパール塗装剥がれ問題について、早速日産ディーラーにて取材してきた。どうやらセレナ(C26型)だけでなくノート/デイズ/NV/キャラバン等でも塗装剥がれが発生している模様

2022-07-19

日産ディーラーもかなり問題視していたようだ

つい先日、トヨタ・アルファード/ヴェルファイア/ハイエースなど以外にも、日産の2010年式付近となるミニバンタイプ・セレナ(C26型)でも、ホワイトパール塗装剥がれが発生しているという記事をご紹介しましたが、早速いつもお世話になっている日産ディーラにて独自に取材させていただき、塗装剥がれに関する内容を確認してきましたので、速報にてご報告いたします。

まず、今回問題となっているセレナ(C26型)のホワイトパール塗装剥がれについてですが、どうやらお世話になっている日産ディーラでも複数件発生していたようで、塗装剥がれの規模はそこまで大きなものではないものの、サイドウィンドウ付近のプレスラインが付いた辺りやルーフ等から塗装剥がれが頻発しているそうです。


ホワイトパール塗装剥がれ問題はセレナだけではなかった!

そして、そのほとんどの被害車両が、青空駐車を行っているものばかりだそうですが、日常的にガレージ保管している車両に関しては今のところそういった問題は起きていないとのこと(あくまでも聞き取り時の調査結果)。

塗装剥がれに関する修理費用についても、日産としては新車購入後の3年を経過したモデルに関しては無償修理対象外としているそうで、基本的には有償修理という形で数万円~数十万円の修理費用を請求しているとのことですが、担当セールス個人の意見としては、今後一気に増えるかもしれない塗装剥がれ問題に関しては、トヨタ同様にある一定の製造年モデルに関して修理期間を延長すべきではないか?とも考えているそう。

もちろん、そうなると日産サイドにかかる負担が一気に膨れ上がるため、今現在経営不振が続く日産にとってはとんでもない大打撃になることは間違いないでしょうね。

しかも、このホワイトパール塗装剥がれの問題は、2010年式付近のセレナだけでなく同年式付近の(初代)デイズ/ノート/NV350/キャラバンでも発生していることが発覚。

単純に「車種」という問題ではなく、トヨタ同様に2010年式付近のホワイトパール塗装モデルに問題がある可能性も十分に考えられると思いますね。

当ブログに問い合わせ頂いた日産オーナーの方々より、自身の所有するモデルと塗装剥がれの被害をご報告いただき、合わせて写真も提供いただいたのですが、これらについてはしっかりと精査した上で当ブログにも掲載していきたいと思います。

先に写真を拝見させていただきましたが、雨風の影響で塗装が剥がれているものもありましたし、見るに堪えないものもいくつかありました。

それだけ今回の問題は、トヨタの塗装剥がれ問題並みに重大化しているわけですし、日産ディーラも問題視していることは明確でした。

それじゃ、どうしてホワイトパールの塗装剥がれが発生するの?

そして肝心の塗装剥がれが発生する原因についてですが、これについては日産ディーラーも把握していなかったことが驚き(あくまで私が取材したディーラの情報)。

担当セールスさん曰く、メーカには何度か問い合わせをしたそうですが、正式な回答は未だ頂けておらず、”どうすれば塗装剥がれを防ぐことができるのか?”、”どうして塗装剥がれが発生するのか?”については未解決なままだそうです(これはさすがにディーラ側も被害を受けているのと同じ)。

今回はあくまでも速報レベルではありますが、今後新たな情報が入り次第、当ブログでも情報展開していこうと思っています。

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