今日のプリウス…トヨタのホワイトパール塗装剥がれについて、トヨタ「プリウス」の塗装剥がれが更に悪化している件

2020-12-19

~トヨタのホワイトパール塗装剥がれ問題はまだまだ深刻さを増している~

以前より定期的に公開を続けている、トヨタの2010年式付近にて採用されている対象車種のホワイトパール塗装剥がれ問題について。

トヨタは既に、対象車種となっている「アルファード/ヴェルファイア/ハイエース/レジアスエース/iQ/カローラルミオン/オーリス/ウィッシュ」(対象期間については一番下の関連記事を参照ください)については、有償修理にて対応していたものを無償修理するというサービスキャンペーンを実施していますが、実は対象車種以外でもトヨタのホワイトパール塗装剥がれ問題が多発(某ディーラではサービスキャンペーン実施前から無償修理対応していたとの情報も)。

既に「シエンタ/ランドクルーザー(プラド)/ラクティス/マークX/プリウス」といった主要モデルたちにもホワイトパール塗装剥がれが発生しているのですが、これらのモデルについては、トヨタディーラ含めメーカの回答としては「対象車種ではないため有償修理」と回答。
更にその修理費用も、塗装剥がれの範囲やボディの傷み具合で大きく異なり、中には30万円ほどの見積もり回答もあったそうで、そう簡単に修理に踏みこむことができないというのが現状となっています。

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~対象となれば台数も相当に増えるであろう「プリウス」もこの状態~

そんな中、以前よりとり上げているトヨタ「プリウス」の塗装剥がれもかなり問題が深刻化しているそうで、上の画像の通り塗装剥がれが拡大するとともに、下地も大きくダメージを受けていることが確認できますね(もはや塗装ではなくラッピングみたいな剥がれ方…)。

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なおトヨタは、今回の塗装剥がれに対して以下の見解を見せており、これに関する塗料の改善を実施する旨の記載はない為、再塗装したとしても、経年劣化によるこうした問題は続くことは間違いないでしょうね。

「一部の車種・生産期間のホワイトパールクリスタルシャイン色の車両において、塗膜を構成する中塗り塗料の濃度(顔料の量)が低く、膜厚が薄い場合、長期間にわたる太陽光と雨水の影響で、電着塗膜と中塗り塗膜の密着性が低下し、外的負荷(洗車機など)により塗膜が剥がれることがあります。
当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。
※当該現象は、ボデーパネルが対象で、外装部品(パンパー、ドアミラーなど)は対象外です。」

~実は今回の問題はトヨタディーラにも相談済みで、何れ国土交通省にも相談してみようと考えている~

ただ、それでもこれだけの塗装剥がれが起きていながら”有償修理でしか対応しない”というトヨタの攻撃的な姿勢というのはちょっといただけないものがありますが、既にこうした問題は結構な件数にも及んでいますし、当ブログでも数多くの方から塗装剥がれ被害の内容や画像、そしてトヨタ側の対応については細かい情報を頂いているので、こういった資料をまとめて国土交通省に相談してみようとも考えています。

まだまだこの問題を解決するには時間がかかりそうですが、少しでも皆様の被害情報をネットを通じて拡散していき、トヨタディーラやメーカに伝わるように努めたいと思っています。
これ以上の被害拡大を避けたい想いはメーカも同じでしょうし、そのためにも少しでも皆様からの情報を提供いただけたらと思います。

当ブログでもホワイトパールの塗装剥がれ問題について、被害に遭われた方々の情報を集約して、先述にもある無償対応を可能とするような呼びかけを行っていけたらと思います。

また、こうした問題をディーラにて問い合わせた際の対応についても併せて記載していきますので、上記のような被害に遭われている方は、以下の問い合わせページにてご連絡をいただくか、私のツイッター(ページはコチラ)、もしくはフェイスブック専用ページ(ページはコチラ)よりご連絡いただけますと幸いです。

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